RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第六話「エルフェ、憤慨する」

エルフェの存在を知った焔ちゃんは、さっそく彼女と接触しようと調べ始める。

”う~ん、そうは言っても、どこから手をつけたらいいのか…”

ぶつぶつHQを歩いていると、目の前からsaegalが歩いてきた。

「あ、課長じゃないですか。」

焔ちゃんは立ち止まって、頭を下げる。

saegalは、バインダーに挟んだ書類を読みながら歩いていたが、焔ちゃんに声を掛けられ立ち止まった。

「あれ?焔ちゃんじゃないか?こんな所でどうしたんだい?」

パタンとバインダーを閉じ、saegalは焔ちゃんを見る。

「ええ。ちょっと用事があったものですから。課長は何を読んでらっしゃるんですか?」

saegalの脇に抱えられたバインダーが気になり、焔ちゃんは問いかけた。

「これか?これは社内日記だよ。焔ちゃんにも、メールで送られてくるだろう?」

社内日記は、毎日交代制で社員が書いている。特に面白くも無いため、焔ちゃんは今まで読んだ事は無かった。

「課長。毎日見ているんですか?」

焔ちゃんの質問に、saegalは親指を立て

「もちろん!毎日日記見てます!」

20060327194521.jpg


と自慢げに答えるのであった。

”…そんなに自慢できる事なのかしら…”

少し呆れていると

「そうそう、昨日はロングの当番だったな。何でも、義妹さんの結婚について書いてあったぞ。」

”それだ!”

もしかしたら日記に何かヒントがあるかもしれない!

そう思った焔ちゃんは、saegalに詰め寄った。

「か、課長!昨日の日記は、今ありますか!?」

激しく揺さぶられるsaegal。

「ちょ、ちょっとまってくれ…昨日のはもう家に持って帰った…げほっげほ!なんだったら、会社で聞いてみなよ…ぐふぅ…」

その言葉を聞いて、焔ちゃんはあっと言う間に会社へと向かった。

「な、なんだったんだ?一体…?」

激しく揺さぶられたsaegalは、ふらふらになりながら歩いて行くのであった。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第五話「狙われた新婚」

ロングの家に、重い空気が漂う。いや、そう感じているのは、ロングだけであろう。

無言でお茶を飲みながら、ロングは焔ちゃんの様子を伺う。

二人きりで会っている。しかも、ロングの家で。

いつDarkMelが戻ってくるともわからないのに、焔ちゃんは涼しい顔でロングを見つめていた。

「主任?どうしました?」

一人であせりを感じているロングに、屈託のない笑顔で問いかける焔ちゃん。

「え?あ、ああ。いつメルが戻ってくるかな、と思って…」

これが自宅ではなく、ホテルであればロングもここまではあせらなかったであろう。

”ふふ…それは私の望む所…早く戻ってこないかしら…さて、次の時間稼ぎを…”

しかし焔ちゃんは、ここで一気にロング家の崩壊を導こうとしているのである。

「あ、そうだ!主任にお渡ししたい物があるんです。」

ロングの言葉を全く無視して、焔ちゃんはある物を差し出した。

20060320192725.jpg


焔ちゃんの目の前に、赤いリボンが結ばれている、ピンク色の箱が置かれた。

「これは…?」

ロングが不思議そうにその箱を見る。

「主任。開けてみてください。」

その箱を、笑顔でスッとロングの方へ寄せる。

箱を受け取り、黙って開けるロング。

「こ、これは!?」

その箱の中に入っていたのは…

以前よりロングが捜し求めていた本…「これであなたは、最高のパイモン使い!」であった。

「な…なんでこの本を!これは出版後すぐに発禁処分を食らった幻の本…ネットオークションでも、数十万はするぞ!」

ロングは、目を大きく見開き、口をパクパクさせている。

「主任が探しているのは知っていましたので…つてを頼って、手に入れました。」

焔ちゃんは、さも苦労したように話すが…

実は先日、潰れた古本屋から無料で譲ってもらっただけである。

「…どうお礼をしたらいいのか…」

ロングは、本を握り締めて焔ちゃんを見つめる。

「お礼なんて…ただ、私は主任の温もりがほしいだけ…」

そう言って焔ちゃんは、立ち上がった。

その焔ちゃんに、ロングは一歩、また一歩近づいて…

「いつメルが帰ってくるかわからないから、今はこれで我慢してくれ…」

20060320192753.jpg


”…っち。仕方ないわね。今日はこれで諦めましょう。”

ここまでしても煮え切らないロングに、苛立ちを感じる焔ちゃん。

「じゃあ今日はこれで。主任、また会社で会いましょう。」

精一杯の笑顔を作って、ロングの家を出た。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第四話「ロング家に忍び寄る影」

昨日以来、すっきりしないままのDarkMel。

「…あなた…今日はエルフェが来るんだけど…」

「あれ?今日が結婚式だったっけ?」

すっかり忘れていた様子のロングに、DarkMelは呆れ顔で

「…やっぱり…まあいいわ。あなたも仕事で大変でしょうから、忘れるのも無理ないわね。」

精一杯の嫌味を言ったつもりのDarkMel。

「そうなんだよ。本当にすまない。二人にはよろしく言っておいてくれ。」

ロングは気にも止めず、仕事へ行ってしまった。





ここ、コラ英雄の面前で新たな夫婦が誕生しようとしている。

「おめでとうございます。これで結婚の儀式は終わりました。あなた達は、今日から夫婦です。」

20060313051521.jpg


「ありがとうございます!これから僕たち二人は、共に一生を歩んでいきます!」

新郎であるコーネルは、英雄に深々と頭を下げる。

それにあわせて、新婦であるエルフェも頭を下げる。

「じゃあコーネ…いえ、あなた。お姉ちゃんの家に行きましょう。式が無事終了した事を報告しなくちゃ。」

コラでの結婚式は、実にシンプルである。英雄の前で婚姻の許可を受けた後、各親族等へ挨拶に行くのである。

「ああ。そうだな。え~と、今日はお姉さんだけしかいないのかな?」

コーネルは笑顔でエルフェの方を振り向いた。

「ええ。なんでもお義兄さんは仕事らしくて…取り合えずお義兄さんは後日また挨拶しましょう。」

そして、二人は手をつないでロングの家に向かった。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第三話「亀裂」

「じゃ、お先に失礼しま~す。」

DarkMelは、パート先のクリーニング屋を出ると、鉱山へと向かった。

「さて、ショットを迎えに行く前に…」

鉱山ポータルを出たDarkMelは、ノバス保育園とは別の方向を歩き出した。

行き着いた場所は、小さな個人医院。

少し体調を崩しているDarkMelは、行きつけの医院へと足を運んだのだ。

「ふむ。疲れがたまっているだけですね。栄養をとって、グッスリ寝れば大丈夫ですよ。」

DarkMelを診察したDrメフィストは、カルテを看護師に渡した。

「そうですか、安心しました。ありがとうございます。」

ペコっと頭を下げて、診察室を後にした。

診察料を支払い、医院の玄関を出たところで、メフィストに呼び止められた。

「メルさん!このところ大変でしょうが、頑張ってください。」

大変?何が大変なのであろうか?家も仕事も子どもの事も、今の所問題はないはず…

全く心当たりのないDarkMelは、メフィストに問いただした。

「先生、このところ大変って…?」

「え?メルさん…今ロングさんの事…」

そこまで言ったメフィストは、”しまった!”と言う表情をした。

DarkMelが、全く知らない事に気づいたのである。

その表情を見逃さなかったDarkMelは、メフィストに詰め寄った。

「主人に何があったんです!?教えてください!」

詰め寄るDarkMelから逃れるように、両手を押し出し距離を取るメフィスト。

「わ、わかりました…ちょっと落ち着いてください…」

そして、メフィストは一部で噂になっている事をDarkMelに話した。

「…その話、本当ですか…?」

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話を聞き終え、怒りをあらわにするDarkMel。

メフィストは後悔しながらも、DarkMelを落ち着かせようとした。

「い、いや。これはあくまで噂ですので…あ!メルさん!お待ち下さい!」

DarkMelは、血相を変えて走り去っていった。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第二話 「接近」

「大事な話だって?一体どんな…」

ロングは、目が潤んでいる焔ちゃんの表情に動揺しながらも、平静を装って聞いた。

「…お話は…これです!」

そう言って焔ちゃんは、ロングに抱きついた。

「ちょ、ちょっと焔ちゃん…?」

ロングは、焔ちゃんを離そうとするが、焔ちゃんは力を入れて離れない。

心臓の鼓動が激しくなる。きっと、焔ちゃんには分かっているだろう。

”…こ、この状況は…焔ちゃんの気持ちに応えないと、男じゃないよな…”

先程の、妻・DarkMelとの会話はすでに頭から消えているロング。

彼は、焔ちゃんの腰に手を回し、抱きしめた。

「…主任…嬉しい…」

焔ちゃんは、ロングの胸に顔をうずめたまま、小さな声で喜びを告げた。

ロングは、コクッと頷くだけであった。

「…主任、ドキドキしてますよ…」

焔ちゃんは、胸から顔を離し、ロングの目を見つめた。

「い、いや…焔ちゃんに抱きつかれたら、ドキドキしちゃうよ…」

真っ赤になっているロング。そのロングに、顔を近づける焔ちゃん。

「じゃぁ、もっとドキドキさせてあげます…」

「ほ、焔ちゃん…?」

20060227193045.jpg


ついに、禁断の一歩を踏み出してしまったロングであった。

”ふふっ…これでロングさんは、私のもの…さて次は…”

焔ちゃんの心の内は、ロングに知る由もなかった。



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Author:かっぱくん
4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

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