RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

  スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  BD(バトルダンジョン)物語


「アーマードファサーβの悩み 前編」


ホボ人気も沈静化し、再びBD(バトルダンジョン)の世界に以前の賑わいが戻ってきた。

”ドドドドド…”

「ボスはどこだ~!」

今日も挑戦者達の叫びが、BD内に響いている。

「あ、あの~…ここ、ここですけど…あ、行っちゃった…」

だが、ここに寂しそうな声で挑戦者達を見送るボスが一機…

”ピー!時間切れ!”

挑戦者がボスを探している間に、タイムアップとなってしまった。

「みなさん、お疲れ様でした~。またのご利用お待ちしております。」

ゲート案内人が、悔しがる挑戦者達を見送った。

「くそ~。アーマードファサーβめ…どこに隠れていやがったんだ?」

最近、こんな声が聞こえるようになってきた。





「やあ、ファサーβ。最近優秀じゃないか。」

ダーククラッドは、休憩室で休んでいるアーマードファサーβに声を掛けた。

「え、ええ。なぜかみんな私を無視して行っちゃうものですから…」

遠慮がちに答えるアーマードファサーβ。

「そうかそうか!まあ、これからも頑張ってくれたまえ!」

ダーククラッドは大笑いしながら、休憩室を後にした。

「いいよな~。目立たないって。」

「うん。怪我する事もないんだしな。俺もファサーβみたいに無視されたいよ。」

他のボス達は、口々にアーマードファサーβをうらやましがった。

「あ、休憩終わり終わり。」

いつの間にか休憩時間が終わりを告げていた。

ボス達はそれぞれのBDへと戻っていった。

一人取り残されたアーマードファサーβ。

「…目立ちたい…」

自分も挑戦者達と思い切り戦いたい。そう思ったアーマードファサーβ。

「そうだ!他のボス達を観察して、目立つ方法を考えよう!」

意を決して、休憩室から飛び出すアーマードファサーβであった。

  BD(バトルダンジョン)物語


「いつまでも友達」

”俺達はいつまでも友達だよな!”

”…”

”お、おい!どうしたんだよ!?”

”…すまない…決まっちまったんだ…”

”決まった…?ま、まさか!”

”ああ…クィアネカン様からの依頼があってな…だから、今日でここを離れる…”

”そ、そんな!待ってくれ、行かないでくれ~!”

と、ここで”ガバッ”と布団を跳ね除け目が覚めた。

寝汗でパジャマがビシャビシャになっている。

「なんだ…またあの夢か…」

シャワーを浴びて目をしっかりと覚まさせ、彼はいつもの場所へと行った。

”ザワザワ…”

彼の目の前には、たくさんの冒険者が待機している。

しかし誰一人として、彼の方を振り向く者はいない。

そう…冒険者達の目的は、彼の斜め向かいにあるゲートにある。

「はい、次の方。このキーでいいんですか?あ、そこ危ないですよ、押さないで!」

忙しそうに受付をしているのは、ゲート案内人。

ゲート案内人と彼は、かつて同じ呼び名を持っていた。

”その他商人”という名を…

ゲート案内人は、BD(バトルダンジョン)キーやDH(ダークホール)キーを持ち込んできた冒険者を、そのゲートにつなげる役割を担っている。

その他君は、そんな彼をうらやましそうに、そして心配そうに見ていた。

「あいつ…24時間殆ど休んじゃいないんじゃないか…?」

時々案内人は、その他君の方を振り向くが、すぐに冒険者達の方へと視線を戻す。

「そうだよな。あいつは役割を与えられて、俺は未だに浮いているだけ…もう声すらも掛けてもらえないよな…」

その他君は、すっかりいじけてしまっていた。

だが、そんなその他君の前に、時々集まる冒険者達がいた。

「その他君!もうすぐレベルが上がるんだよ!応援してくれ!」

「あ、その他く~ん!今日はね、こんなのを拾ったんだよ!」

すっかり顔なじみになったその冒険者達は、BDへ入る前に色々と雑談をしながら時間を潰しているようだ。

また、時々相談も受ける。

「その他君…UG(アップグレード)失敗しちゃった…」

「え~ん!デスペナルティきちゃった~!」

そんな時、その他君は決まってこう答えた。

「諦めるな。必ず報われる時が来る!」

その言葉は、まるで自分に言い聞かせているようであった。

そんな様子を、案内人は悲しそうな目で見るのである。

「そんなに俺が惨めに見えるか…かつての友よ…」

その他君は、そう思いながら毎日を過ごしていた。

ある日の事。

たまたまゲート前が無人となり、案内人も座って身体を休めていた。

久しぶりの二人きり。

その他君は案内人に、何か声を掛けようと思ったものの、煙たがれるのを怖がって黙っていた。

案内人は突然立ち上がり、キョロキョロとあたりを見回した。

「おや?ご飯でも食べに行くのかな?」

その他君は、案内人の様子をジッと見ていた。

続きを読む »

  BD(バトルダンジョン)物語


「英雄の事情」

”チリンチリ~ン…”

店のドアが、寂しそうに開いた。

「いらっしゃいませ。どんな御用時ですか?」

店の主である英雄は、客に問い掛けた。

「今の職を辞めたいんだけど、いいかな?」

英雄は、客の名前を確認し、パソコンに名前を入力する。

「え~っと…あ、2回目ですね。では、10,000ゴールドになります。」

「え~!そんなにするの~?もうちょっと安くならない?英雄ちゃ~ん。」

気持ち悪い声で、値切り交渉に入る客。

しかし…

「だめです。職を簡単に変えられては、その職がかわいそうです。」

ビシッと跳ね返す英雄。

「ちぇ。仕方ないな…じゃ、10,000ゴールド。これで頼むよ。」

渋々ゴールドの入った袋を差し出し、英雄に除隊を依頼する客。

「はい。確かに。では、目をつぶってください。」

”ピカ~!”

光が客を包み込み、無事除隊が終了。

客は満足して店を出て行った。

「…は~…1ヶ月ぶりのお客だったわ…」

英雄は、除隊のほかに経験回復カプセルも販売しているのだが、英雄が販売しているカプセルよりも高性能な物が出回り始め、全く売れなくなったのだ。

残るは今行った仕事であるが…

高額なため、なかなかお客が来ない。

「あ、アルバイトの時間だわ。」

英雄は時計をチラッと見て、そそくさと店の戸締りをした。

続きを読む »

  BD(バトルダンジョン)物語

「BDキーいりませんか? 後編」

興奮冷めやまぬまま、BDセンターへと戻ってきたダーククラッド。

「みんな!ヘビー様から許可をいただいたぞ!早速準備だ!」

ダーククラッドは、計画書をクラッド達に渡し、早速作業へと入った。

「よし、準備は進んでるな。後はチラシを作るだけだ。」

一人?(匹?)ニヤニヤしながら、ダーククラッドはチラシを作成するのであった。

”チュンチュンチュン”

それから2日後。

「ふぁ~あ。さて、新聞新聞。」

沈黙の沼にすんでいるバファーレックスさんは、ノバス新聞を片手にコーヒーを飲んでいた。

「ふ~ん。またカリアナ達がヘ○ハウンドにつられて暴動か。被害はコラ・ベラートだけでなく、アクレシアにも広がっていると…物騒な世の中になったもんだ。」

などなど、新聞を読み終えたレックスさんは、続いてチラシに目をやった。

「ん?今日はインテンスバルカンの特売日か。後で買っておくかな。」

赤ペンでチェックをつけながら、今日の予定を考える。

そして…

「おや?BDキーセールだって?5個買ったら一つおまけ…ふむ。これもチェックしておこう。」

ちょうどBDキーを切らしていたレックスさんは、これにも赤丸チェック。

さっそく買い物へ。

「インテンスバルカンそんなに安くなかったな。結局買ったけど…さて、次はBDセンターだ。」

買い物籠をぶら下げながら、レックスさんがBDセンターへと向かうと…

”ガヤガヤガヤ…”

なんと、BDセンターには行列が出来ていた。

続きを読む »

  BD(バトルダンジョン)物語

「BDキーいりませんか? 前編」

”プルルルル”

BD(バトルダンジョン)に響き渡る電話の音。

ダンジョンの脇にひっそりと佇んでいる、BDセンター。

ダーククラッドは鳴り響く受話器を手?にとった。

「はい、こちらBDセンター。あ、BDのお買い上げですか?ホボキーですね?10個?分かりました。合計1,000,000ディセナになります。」

”チン”

「ミニストーンキーパーさん、またホボキーの注文だよ。さ、早く箱につめて。」

ダーククラッドは、伝票を書きながら部下のクラッドに指示を出す。

ノバス星に住んでいるモンスター達は、時々BDキーを落とすことがある。

実はそのBDキー、このBDセンターから購入していたのだ。

この収入で、アルバイト達の給料やBDをクリアしたPTへの報酬を出しているのである。

「あ、ミニです。キーを取りに来ました。」

丁寧な物腰で、ミニストーンキーパーがBDセンターへやってきた。

「ああ。毎度ありがとうございます。では、ご注文のホボキーです。」

ダーククラッドは、箱につめられたBDキーをミニストーンキーパーに渡した。

「はい。では1,000,000ディセナです。あ、そうそう。」

箱を受け取り、お金を支払った後、ミニストーンキーパーは何かを思い出したように口を開いた。

「実は明日のお昼前で、私は別の仕事に行かなければいけないので、もうBDを買いにこれないんですよ。」

「ええ!そうなんですか!?それは残念です…」

ミニストーンキーパーは、ある一定の期間ですぐに別の場所へ行ってしまう。

ダーククラッドは、がっくりと肩を落とした。

「ええ。またいつ来れるかはわかりませんが、その時はよろしくお願いします。」

とミニストーンキーパーは、丁寧に頭を下げてBDセンターを後にした。

「うわ~!お得意さんがいなくなるのか~!」

ミニストーンキーパーが去った後、ダーククラッドは頭を抱えた。

他のモンスターは、そんなにBDキーを買いに来ないのである。

「事務長。こうなったらセールでもしますか?」

部下のクラッドは、山積みになったBDを見ながらつぶやいた。

「セール?セールか…しかし安く売っても、報酬が追いつかなくては困るし…ん?待てよ?ちょっとヘビー様のところへ行ってくる!」

少し考えた後、ダーククラッドはあるBDを手に取りヘビークラッドの元へ。

「ダーク。どうしたんだ、そんなに慌てて。」

興奮して青い身体が少し赤くなっているダーククラッドを見て、ヘビークラッドは尋ねた。

「ヘビー様!今まで売れ残ったBDの処分をしましょう!」

「え?売れ残りを?誰も使わないから売れないのに、どうやって売るんだよ?」

人気のないBDは、センターに山積みとなって埃を被っている。

それを、ダーククラッドは売ろうというのである。

「実は…ゴニョゴニョ…」

「なに?そういう事か!わかった!許可する!」

ダーククラッドは、策士といわれるヘビークラッドの策を超える事が出来るのであ

«  | HOME |  »

プロフィール


かっぱくん

Author:かっぱくん
4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

頭のお皿は、宇宙から落ちてきた物だと言う噂…



(C)1999-2005 CCR INC, ALL RIGHTS RESERVED. Published by SEGA


最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



過去ログ



カレンダー


05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


ブロとも申請フォーム


この人とブロともになる


ブログ内検索



RSSフィード



リンク


このブログをリンクに追加する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。