RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバス保育園


「恐怖の雪合戦! 前編」

「ふ~、すっかり暖かくなってきましたね~。」

ノバス保育園の入り口に立って、EURO園長は深呼吸をしていた。

すでに二月も終わりに近づいている。風も冬の冷たさから、春の温かみへと移り変わってきていた。

つい先日まで雪に覆われていた地面も、春を感じさせる風と呼応するかの様に、顔を出し始めている。

「園長先生、おはようございま~す!」

そんな園長に、双子の園児が挨拶をした。

「おはよう、ひなのちゃんと葬姫ちゃん。おや、ひなのちゃん?かわいいキーホルダーを持っていますね。」

ひなのちゃんの肩掛けカバンにぶら下がっている、一つのキーホルダーが園長の目に写った。

「あ!これ?これは、ひなのの夢を作ってもらったんだよ!」

と言って、ひなのちゃんはそのキーホルダーを見せてくれた。

…やけに胸が大きいな…

「私、大きくなったら巨乳になりたいの!」

…夢…巨乳になりたいって…

「…う、うん…そうなったらいいですね…」

どう返事をしたらいいかわからない園長。

「ひなのちゃん!早く中に入ろう!」

園長があっけにとられていると、葬姫ちゃんがひなのちゃんを引っ張っている。

「あ、ごめんごめん!園長先生、楽しみにしててね~!」

何を楽しみにしていたらいいのだろうか…?

”コホン”と一つセキをして気を取り直し、園長室へと向かった。





徐々に保育園内が騒がしくなって来た。時計を見ると、すでに9時。

「おお。もうこんな時間。さて、書類もひと段落ついたし、たまには園児達の様子でも見に行きましょう。」

園長は席を立って、廊下へ出た。

とその時どこからか

「もう一度、雪合戦がしたい~!」

と言う声が響いてきた。その声は、保育園中に響き渡った。

”おや?もう雪は殆どないのに、雪合戦ですか…?”

だがこの叫びは、他の組にも伝染してしまった。

「え~!雪合戦!僕もしたい!」

「機龍先生!雪合戦って何!?面白いの!?」

「ちぇんちぇ~、戮妹も雪合戦しちゃい~!」

一度火がついたら、なかなか治まらないのが子どもである。

各組では、大合唱が起こっていた。

「ゆ~き~がっせん~!」

「DHAMPIR君、雪合戦をした事ないのか…だったらしてみたいよな~…でもね…」

「あ~、みんな!外を見て!残念だけど、もう雪がないの!」

「う~ん、これだけの雪じゃな~。雪玉一つも作れないよ…」

コラ・ベラート・アクレシアでは、各先生が園児達を納得させようと話をしている。

しかし…

「やだ~!雪合戦したい~…え~ん…」

泣き出す園児まで出てきた。

”う~ん、困りましたね…確かに今年の冬は、あまり雪合戦をしていませんね…”

ノバス保育園では、インフルエンザや風邪が流行してしまい、今年は雪遊びがあまり出来なかった。

”どうにか園児達の願いをかなえてあげたいのですが…雪はもう降りませんしね…”

園長は、雪合戦に変わる遊びはないかを探すため、事務所へと戻っていった。

遊びの本を探しても、なかなかいい遊びは見つからない。

「オ~ホッホッホ!園長、何かお探しですか?」

Sct副園長が、新聞を持って事務所へ入ってきた。

「副園長ですか。いや~、何かみんなで出来る遊びはないかと思って…」

「みんなでですか?例えばどんな遊びがいいんでしょう?」

と新聞を机に置きながら、副園長は尋ねた。

その時、新聞からはみ出していた広告が、園長の目に入った。

”あなたのお家にイダーの雪を!”


「おや?これは…?」

園長はその広告を新聞から抜いた。

そこにはこう書かれていた。

”イダーの新鮮できめ細かい雪を配達します!雪だるまにもよし、ご贈答にもよし。

また、夏にはかき氷の変わりに食べるもよし!さあこの機会に、一ついかがですか?

1㌔1ゴールドよりご注文を承ります。

イダ天株式会社 代表マッカーサー”

「こ、これだ!副園長!これですよ!」

突然叫んだ園長に、びっくりした副園長。

「は、はい!?」

「今から園庭に、雪を運んでもらうんです!」

というやいなや、園長は電話を掛けた。

「はい!お電話ありがとうございます!こちらイダ天です!」

「もしもし。ノバス保育園ですが、雪の配達をお願いします!」

「雪のご注文ですね?ありがとうございます!少々お待ち下さい。」

”タラリラリラリラ…”

保留音がしばらく鳴った後…

「はい!お電話変わりました。代表のマッカーサーです!」

「あ、保育園の園庭に、雪を運んで欲しいのですが…ええ。広さは…はい。代金は後日で…はい!お願いします!」

”カチャ”

「園長?いまさら雪なんて…なにかあったんですか?」

副園長に理由を話す園長。

「なるほど!さすが園長ですね。きっと子供達も喜びますわ!オ~ホッホッホ!」

”バリバリバリバリ…”

しばらくして、上空から何かが近づいてくる音がした。

「すいませ~ん!イダ天です~!」

どうやら雪を運んで来てくれたようだ。

「あ、副園長。事務室にお通しして下さい。」

事務所に来たのは、カリアナ族の配達員。

「ありがとうございます!では早速ですが、これが品質保証書と、納品書です!後日請求書をお送りしますね!」

A4サイズの封筒を差し出す配達員。園長はそれを受け取って中身を確認した。

品質保証書には…

”この雪は、イダーに降り積もる雪の中でも、最高級のみを厳選し、さらに徹底した検査・管理の元お届けしています。

管理責任者 カリアナクイーン”

というような事が記載されていた。

「ふ~む、なるほど。これはいいですね。ではこちらに雪をお願いします。」

園長は配達員を、園庭に案内した。

「はい!こちらですね!ではいますここに!」

電話を取り出し、輸送船に連絡を取る配達員。

すぐに園庭の上空に輸送船がやってきた。

”ドサドサドサ…!”

販売員がサッと手を上げると、輸送船から大量の雪が落ちてきた。

そしてあっというまに、園庭は雪で埋まった。

「おお!これはすばらしい!園児達もきっと大喜びです!」

「喜んでいただいて、こちらも嬉しい限りです!またよろしくお願いします!ではし失礼します!」

と言って販売員は去っていった。

「さあ!早く園児達にしらせなければ!」

園長は園児達の喜ぶ顔を想像しながら、保育園の中へ入っていった。
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   コメント

あれ?

ここで終わりですか?今回は続くの?
・・・・続くのぉぉぉ!?(--メ

つ、続くんです;;
あ、ペンチはやめて~;;

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