RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバス保育園

「ロング氏…あなたって人は…」

今日も平和なノバス保育園。いつもの様に、玄関では激戦が繰り広げられていた。

「え~ん、ママ~。いっちゃやだ~!」

トリさんの娘、バルちゃんはいつもお母さんとの別れ際、大声で泣き叫ぶ。

「お母さん~、お部屋まで抱っこして~。」

Nameless君は、なすママに抱っこをせがむが…

”キラッ”

バックから何か光る物を取り出そうとするなすママ。

それを見たNameless君は、スタコラサッサとコラ組へ駆け込んでいった。

一体、何を出そうとしたんだ…?

「じゃ、葬姫ちゃん。ひなのちゃん。いい子にしてるのよ。」

「は~い!ママいってらっしゃ~い!」

双子の葬姫ちゃんとひなのちゃん。いつも二人でいるためか、母親のCoconutsさんと笑顔で別れる事が出来る。

二人で手をつないでベラート組へと入っていった。

う~ん。仲がいいのは良いことだ。

おっと。ショット君がやってきた。

「パパ~!お仕事頑張ってね~!」

「ああ。ショットもいい子にしてるんだよ。」

ロング氏に手を振って、ショット君はダダダダダ~!っとコラ組へ走っていった。

「あれ?ショット!お着替えを忘れているぞ!」

玄関には、青い巾着袋がぽつんと置かれていた。ショット君のお着替えである。

しかしすでにショット君は部屋へ行ってしまっていた。

「しょうがないな…部屋まで持っていくか。」

ロング氏は巾着袋を持つと、コラ組へと向かった。

「あ、ショット君のお父さんだ~!」

廊下で戮姉妹とすれ違った。

「ああ、戮姉ちゃん。お母さんは今日も取材で忙しいのかな?」

戮姉妹の母、戮母はテレビのアナウンサーをしている。朝の聖戦報告から、ノバスの出来事を追いかけたりと忙しい身である。

「うん。今日もおちょくないちょうだって~。」

戮妹は舌足らずな言葉でロング氏に返事をする。

と、ロング氏の後ろから…

「あら、ロングさん。おはようございます。」

ベラート組のシャストア先生が声を掛けた。

「あ、おはようご…」

ロング氏が振り向いて挨拶を返そうとした瞬間。

”ドキ~ン!”

ロング氏は、雷で打たれたような衝撃を受けた。

”あ、あれ?シャストア先生って良く見たら…いいじゃないか!”

普段は息子の送り迎えだけで、保育士さんの顔をきちんと見る事のないロング氏。

初めてシャストア先生の顔をじっくりと見た彼は、どうやらシャストア先生に惹かれてしまったようである。

あれ?ロング氏にはDarkMelさんと言う奥さんがいるはずでは…?

「ロングさん、どうされました?」

急に顔を赤くしたロング氏を、シャストア先生は不思議そうに覗き込んだ。

「あ、あの、ええっと…そうだ、先生!今度お食事にでも行きませんか!?」

「は、はい!?」

え~、保育園内でのナンパは禁止です。しかもあなたは妻子持ちじゃ~ありませんか…

「オ~ホッホッホ!ロングさん。どうなされました?ショット君のお忘れ物でも持ってきて下さいましたの?」

「え?あ、ああ。そうでした!急がなくちゃ!」

そこへSct副園長が登場。ロング氏は当初の目的を思い出し、慌ててコラ組へと急いだ。

「も~。ロングさんも困った方ですわね~。私を誘ってくださればいいのに…オ~ホッホッホ!」

声高らかに去っていく副園長。突然のロング氏のお誘いに、訳がわからないシャストア先生は、首を傾げながらベラート組へと戻った。

「ねえ、お姉ちゃん。ロングしゃんなんでお顔が赤かったの?」

「う~ん。シャストア先生を見てからだから…お熱でも出たのかな?」

その場に取り残された戮姉妹は、部屋に入っていくシャストア先生を見つめながら考え込んでいた。





昼食が終わり、保育士達が休憩を取る時間となった。

未満児(3歳以下)はお昼寝のため、未満児の保育士と交代しながら休憩を取る。

「じゃ、優貴先生と春花先生、お願いしま~す。」

コラ組とベラート組の園児達は一つの組に集められて、優貴先生と春花先生に見てもらう。

その間にかっぱとシャストア先生は、帳面を抱えて休憩室へ行くのだ。

休憩室でコーヒーを飲みながら、今日の出来事を一人ひとりの帳面に記入していると

「ねえかっぱ先生。ロングさんって奥さんいたわよね?」

シャストア先生は朝の出来事が、まだ頭から離れないようである。

「うん?DarkMelさんって言う奥さんがいるよ。仕事が忙しいらしくて滅多に保育園にはこないけど。」

「ふ~ん。そうか~。」

”仕事が忙しいのか…奥さんに構ってもらえなくて寂しかったのかな?”

きっとそうだろうと思いながら、シャストア先生はコーヒーをすする。

”でもあの奥さん、物凄く怖いんだよな~。あれ?そういえば昔とんでもない夫婦喧嘩があったような…”

かっぱはふと気になったが、帳面の記入をしている内にすっかり忘れてしまった。





夕方。少しずつお迎えがやってきて、園児達は笑顔で帰って行く。

「お母さん!この割り箸の袋、上手に出来たでしょ!お父さんに使ってもらうんだ!」

お手元君は、得意げに割り箸の袋をお母さんに見せる。あの袋に入った伝説の割り箸が、明日店頭に並ぶのであろうか…?

そしてコラ組の園児も後数人となった時。

あ、ロング氏がやってきた。

「ショット!帰るぞ~!」

「は~い!じゃ、かっぱ先生さようなら~!」

カバンを担いで、ショット君はロング氏と手をつないだ。

ショット君と手をつないで廊下を歩くロング氏。何やらキョロキョロしている。

と、廊下の向こうからシャストア先生が歩いてきた。

「あ、シャストア先生!今朝のお返事はどうでしょうか?」

「え?あ、あれですか?本気だったんですか?」

シャストア先生は、真剣なまなざしのロング氏に、タジタジとなる。

「もちろん本気です!あんな事、冗談では言えません!先生にだから言ったんですよ!」

その目に偽りはないようである。シャストア先生は、その真剣なまなざしに、心を動かされた。

「わ、わかりました。お食事に行きましょう…」

「はい!では今度の日曜日に!お昼にベラートコントロールユニット前までお迎えに上がります!」

シャストア先生の返事に満足したロング氏は、早口で待ち合わせ場所を伝えると、スキップしながら去っていった。

”おお!あ、あれは俗に言う不倫ですか!?ドキドキしますね~!”

物陰で様子を見ていたEURO園長は、一人で興奮しながら園長室へと戻った。

保育園内でのナンパは禁止でしょ?園長…興奮しないで注意して下さい…


さて約束の日曜日。シャストア先生はおめかしをして、ベラートコントロールユニット前で待っていた。

”は~。いいのかな…保護者と食事に行くなんて…でもあの真剣な目、断る事なんて出来ないわよ…”

ドキドキしながら待っていると、シャストア先生に向かって走ってくる人影が一つ。

「シャ、シャストア先生~!お待たせしました~!」

白いスーツをビシッと着込んだロング氏である。

「あ、いいえ。大丈夫です。」

”ま、仕事外は私も一人の人間。お食事位ならどうでもいいか。”

笑顔で返事をするシャストア先生。こうなったらもうどうでもいいようである。

「では、まずお近づきの印に…」

と言って、ロング氏は大きな花束を差し出す。

「え?ええ~!ロングさん…?」

”お、奥さんがいるのに…でも嬉しい…”

この突然のプレゼントに、シャストア先生は心が動き始めていた。

”だ、だめよ…保護者と恋なんて…”

「さて、予約を取ってあるので、早速行きましょう!」

そして二人は、コントロールユニットの近くにあるゲート屋へと向かった。

「はい、いらっしゃい。どちらまで?」

店員は笑顔で二人を出迎える。

「え~と、料亭「ストーンキーパー亭」まで頼む。」

ストーンキーパー亭は、鉱山中央付近に昔からある有名な料亭である。

「ええ?ロングさん、そんな高級な所で…」

シャストア先生は慌てふためいた。

ストーンキーパー亭では、ミートクラッドのステーキやブルータルの佃煮、そしてキングトゥイーザーの酢物など、滅多に食べられない高級料理を出す。

「いえいえ、いいんですよ。」

笑顔で答えるロング氏。

”そ、そんな笑顔で…ドキドキドキ…ロングさん…私、私…”

もはやロング氏に心が傾いているシャストア先生。

不倫はいけません!

”シャー”

「いらっしゃいませ!」

ロング氏が申込書に記入をしていると、ゲート屋にお客さんが入ってきた。

「あれ?ロングさん。あれからどうしたの?お誘い待っているのに。」

その女性は、ロング氏を見つけた途端、そう声を掛けた。

”え?お誘いを待っている?どういうこと?”

「え?あ、ああローレイナさん…い、いや、仕事が忙しくてね…」

ロング氏は冷や汗をかきながら、シャストア先生の方をチラチラ見て言い訳を始めた。

「あの…ロングさん…一体どういう事です?他にもお誘いしている方がいるんですか…?」

シャストア先生がロング氏へと詰め寄る。

「え、あ、あのこれには訳が…」

”シャー”

そしてまたお客さんが入ってきた。

「あ~、ロングしゃん!わたちを誘っておいて、あれから返事がないのはどういう事なのぬ~ん!」

ね「うわ…しゃるどねさん…」

”こ、こいつ…単なる女好きなだけか!”

シャストア先生は、だんだんと顔が熱くなってくるのを感じていた。

「ちょ、ちょっとシャストア先生…これは何かの間違いであって…」

”ゴゴゴゴゴゴ…”

シャストア先生の怒りは頂点に達していた。

”シャー”

「お?シャストア先生じゃありませんか。こんな所で奇遇ですな!」

機龍先生がシャストア先生を見つけて、近づいてくる。あ、今危険…

「この!ナンパ男が~!!!!!」

”ゲシシシシ!!!!!”

シャストア先生のけりが、ロング氏に炸裂した。

「ひ、ひえ~!!!!!」

あ、シャストア先生に近づいてきた機龍先生が巻き込まれちゃった…

「え?ええ~!!!今日は何もしていないぞ~!」

”キラ~ン”

二人は鉱山の向こうまで吹き飛ばされたようだ。

「も、もう甘い言葉になんか騙されないぞ!」





ロング氏がシャストア先生を避けるようになったのは、言うまでもない…

ロング氏…あなたって人は…ほどほどにしましょうね…

明日も平和な保育園でありますように^^
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   コメント

わたしがママァンになってるよー!(笑)
いい子な娘たちもてて私の幸せ者ーこのこのー(ぇー

ロング氏ー、ふりんはあかんよー!
DarkMelちゃんにいいつけちゃうぞ☆(笑
とっても面白かったでーす><b!!

ほんとになめくんのママになってるw
しかし・・・・もしかしてどこかで見てました?
リアルの朝の光景とよく似てるんですが・・・・・w
それから、その料亭の料理・・・・それがノバス料理なら、私、菜食主義者になります(^^;

Coconutsさん>
面白かったですか?^^良かったです^^
実は最初、三つ子にしようかと思ったのですが、それでは親を誰にしたらいいのか…と悩んだ結果、Coconutsさんにはお母さんになってもらいました^^
さて葬姫さんとひなのさんの双子ちゃんは、これからどんな活躍をしてくれるのでしょうか?w
あ、今回の話、DarkMelさんの恐妻ぶりを書くの忘れてた^^;いずれその恐怖を執筆します^^

なすかさん>
もちろん!それがなめ君の願いでもあるだろうから(ぇw
朝の光景と似ているんですかwと言う事は、いつも○○○をバックに忍ばせて…
ひえ~!怖い~w
菜食主義者になっちゃいますか?;;料亭の料理は、なかなかいい材料がそろわない高級な料理という設定です^^ですので、珍味と思ってください^^ノバス料理は、普通の物ですよ^^

ふっ・・ロング氏もまだまだだな・・・

俺ならそんな初歩的なへまはしないぜ・・・・

なんだ~

いつもの、ロングショットさんじゃないか~w

Morningshotさん>
ほほ~wあなたはプロの不倫師ですかwその技、ロング氏に…ってあなたは!w
春花さん>
え?これがいつものロングショットさんなのですか?w
それではちょっと物足りませんでしたねw
では今度ロング氏が登場した時は、もっとすごい事をしてもらいましょうw

とんでもない夫婦喧嘩気になりますw

ロングさんは実際よりおとなしいですねw
でも、とんでもない夫婦喧嘩....内容が知りたい(マテ
あと、s○egalさんからの要望で昼ドラ編で登場したいとか...いってました(ロングさんのライバルでw)

こんどは、正式登場を期待しています^^

DarkMelさん>
実際のロングさんってwそんなにすごいんですか?w
いずれ正式に、恐妻家のロング氏として話を作りたいと思います^^
え~と、昼ドラ編って、本編の事でしょうか?それとも昼メロ風に、別の話の事でしょうか?w
出来るだけご要望にお答えしたいと思います^^

やっと読んだお~w

過去記事含め、やっと読み終わったw

おもしろいwww

登場キボンヌで(マテ

DHAMPIRさん>
ありがとうです~^^
DHAMPIRさんの登場ですか?本編か番外で、登場していただく予定でしたよ~w
多分、本編の第3部のご登場となるかと思います^^

ノバス保育園というかわいらしいタイトルなのに・・・
この展開・・・
好きだなぁ~こういうの!w
まさか・・・ドロドロに???w

トリさん>
ノバス保育園は1話完結なので、今後の展開は…ノバス保育園番外(この話自体、探検隊の番外ですがw)としてUPするかもしれません^^
某奥様がご希望の通り、昼ドラ風になると思いますw

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