RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  BD(バトルダンジョン)物語

「悩める客」

”カランカラン…”

薄暗い店内が、一瞬外灯の光で明るくなった。

「いらっしゃい。」

ここは、コラHQにひっそりと佇むバー。

毎晩、一日の任務を終えた冒険者達が疲れを癒しにやってくる。

「マスター。いつもの。」

彼が常連となってから、もう幾日の月日が流れたであろうか。

私は、ツーフィンガーのウイスキーを水で割ると、その男にアーモンドチョコを数個入れた小皿とともに差し出した。

男は一口水割りを飲んだ後、独り言のように口を開いた。

「今日は参ったよ…新人と一緒に、いきなり試験だって言われてな…」

私は、グラスを磨きながら男の言葉に耳を傾けていた。

「なんとか面目は保ったけど…社長に叱られちまったよ…」

そこで男は、グイっと残りの水割りを飲み干してしまった。

「マスター、もう一杯くれ!」

余程悔しかったのだろう。男はグラスを乱暴に私に渡すと、アーモンドチョコを一つ口へ運んだ。

「やけ酒は身体によくありませんよ。」

と言いながら、私は先程よりもウイスキーを減らし、水を多めに入れた水割りを渡した。

「ああ。分かっているが、今日は飲まないとやっていられないんだ。」

そして再び、一口で水割りを飲み干してしまった。

だが突然、男が何かに気付いたようだ。

「あれ?マスター今日はどうしたんだ?薄暗くてよく見えなかったが、アザだらけじゃないか。」

バーを開く前、なるべく目立たないように化粧をしていたのだが…

「ああ、これですか。ちょっと人から頼まれごとしましてね。その結果がこれですよ。」

私は顔のアザを撫でながら答えた。

「そうか…マスターも色々大変なんだな。なんかマスターを見ていたら、俺の悩みなんか対した事無いように思えて来たよ。」

「そうですか。こんな私でもお役に立てて嬉しいですね。」

私は無表情で男に水を出した。

「ああ。これからまた頑張ればいいだけなんだ。じゃ、これ勘定。すまなかったな。」

男は水を飲み干すと、小銭をカウンターに置いて立ち上がった。

「ブレイクさんなら頑張れますよ。」

「ああ。ありがとう、Mr.ギャランドゥ。」

私が、彼の仕事場であるBD(バトルダンジョン)で、その試験をした事は決して言えなかった…
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   コメント

やべぇ!俺かっこいい!!∑d(≧▽≦*)

さすがですwww

Mr.ギャランドゥさん>
ええ…変態ですから!w表と裏の顔が激しいのです!^^b

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4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

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