RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「ありきたりのドジ」

さて、Auroraが大喜びでノバス美術館へ戻った頃…

「ふふ…ちょろいわね。まあ、私の変装を見破れる奴なんて、そうそういなから。」

ネイファーストはコラ商店街を歩いていた。

先ほど商店街で買った箸箱にプラチナ割り箸を入れ、何度も中身を確認するネイファースト。

「美しい…やはりこれは、私が大切に保管しなければならないわ…」

箸箱の蓋を閉じ、バッグに仕舞おうとしたネイファーストだったが…

「わ~い!こっちだよ~!」

「バル!待ちなさい!」

”ドタドタドタ…”

目の前から走ってくる子供が。右手には、買い物袋を握っている。

その子は、後ろを振り向きながら走っており、前方のネイファーストに気付いていない。

ネイファーストも、箸箱を仕舞うために余所見をしていたため、その子供の発見に遅れてしまった。

”ドン!”

「あ!」

「きゃ!」

二人は衝突して、お互いにしりもちをついてしまった。

ネイファーストの手から、箸箱が。バルの手からは、買い物袋が離れてしまい、中身が散乱してしまった。

「あ、す、すいません!ほらバル!謝りなさい!」

「ごめんなさ~い…」

お母さんに促され、バルはペコリとネイファーストに頭を下げた。

「い、いえ。私の方もよそ見していたんだし…それより怪我は無かった?」

サッと立ち上がって服に付いた砂を払い、ネイファーストはバルに声を掛けた。

「うん!大丈夫だよ!あ、袋の中身が飛び出しちゃった!」

とバルは笑顔で、地面に散乱した荷物を拾い始めた。

「あ、私の箸箱は…あ、これね。」

と側に落ちていた箸箱を拾った。

「え~と、お弁当箱と箸箱と…あ、ランチョンマットも落ちてる!」

バルは一つ一つ確認しながら、荷物を買い物袋へ入れていった。

”ああ、保育園で使うために買ったのかしら。”

ネイファーストは、ニコニコしながらバルの様子を見ていた。

「あれ?その箸箱の柄…私のと一緒ね!」

バルが拾った箸箱は、ネイファーストが先ほど買った箸箱と一緒である。

「ああ、これはお父さんの箸箱なんですよ。」

お母さんは、バルの頭を撫でながら答えた。

「へー。お父さんの買い物も一緒にしたんだ。偉いね。」

荷物を全部拾い終えたバル。

今度はお母さんにしっかりと手を握られている。

「では、本当にすいませんでした。」

お母さんは、最後にもう一言謝って、その場から立ち去った。

「バイバ~イ!」

バルは、一度後ろを振り返って、ネイファーストに手を振るのであった。

思わず笑顔で手を振り替えすネイファースト。

再び、隠れ家へ帰るために歩き始めた。

商店街を抜け、鉱山へ到着。

「さて、もうすぐ到着ですからね~。」

ネイファーストは、再び箸箱を取り出し、中身を確認する。

「うん、空っぽ!って、なぜ!」

ベタではあるが、どうやらネイファーストとバルの箸箱が逆になっていたようである…

「うわ~!誰!あの子はどこの子よ~!」

鉱山で一人叫ぶネイファーストであった…
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