RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「信じる?信じない?」

大胆にも、割り箸から直接プラチナ割り箸を奪ったネイファースト。

彼女との因縁を感じざる負えないペレペレであった。

「Auroraさん!入って下さい!大事な話があるんです!」

ペレペレは、工房入り口前で待っているAuroraを呼び寄せた。

「はい?どうしたんです?すごい剣幕ですけど…」

Auroraは、割り箸とペレペレが向かい合っている作業机の椅子に腰掛けながら尋ねた。

「落ち着いて聞いてくださいね…プラチナ割り箸が、盗まれました…」

ペレペレは、ゆっくりと一呼吸おいてから、Auroraに答えた。

「…え?盗まれた?またまたご冗談を!」

しかし、Auroraは笑い出して全く信じようとしない。

割り箸もプラチナ割り箸が入っていた箱を見せ、Auroraに説明するが…

「割り箸さん、プラチナ割り箸を展示したくなくなったからって…冗談が過ぎますよ?」

と一蹴されるばかり。

「むむ…Auroraさん…この目を見ても信じられないんですか?」

ペレペレと割り箸は、ジーッとAuroraの目を見つめる。

「…プ!ククククク…やめてくださいよ。」

それでもAuroraは笑い続けた。

とその時。

”プルルルル”

「誰だ?こんな時に…はい。割り箸ですが…え?お、お前が盗んだ奴か!?」

”ガタ”っと椅子から立ち上がり、電話口に耳を近づけるペレペレ。

はっきりとは聞こえないが、間違いなくネイファーストの声である。

「も~。手の込んだ冗談ですね。ちょっと貸してください。」

ところがAuroraは、サッと電話を奪ってしまった。

「もしもし?冗談だったらもうやめて下さいね。え?ネイファースト…ええ!?」

電話口の相手が、”ネイファースト”と名乗った瞬間、Auroraの顔色が変わった。

「こ、こら!返しなさい!」

割り箸が電話を取り返したものの、すでに電話は切れていた。

「く、くそ…切れやがった…」

「割り箸、相手…ネイファーストはなんて言っていたんだ?」

ペレペレはくやしがる割り箸に尋ねた。

「あ、ああ。”プラチナ割り箸は大切に保管するから、安心しろ”っと…」

乱暴に受話器を叩きつけながら、割り箸は答えた。

「Auroraさん、これで信じてくださいますか?」

プルプルと震えているAuroraに、ペレペレは声を掛けた。

「す、すごい…あのネイファーストが盗んだ割り箸…いいわ!いける!この見出しは最高よ!」

Auroraは、なぜか興奮して割り箸工房を後にした。

「…一応、信じてくれたんだよな…?」

「あ、ああ…なにやら嬉しそうではあったが…」

口をあんぐりと開けながら、Auroraを見送った二人であった。
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