RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバス保育園


「水遊び 後編」

「おお!思ったより早かったですね。さすが春花先生とKurenaiさんだ。」

職員室へやってきた春花先生とKurenaiさんの報告を聞いて、EURO園長は笑顔で答えました。

「当然です。この私に任せて下されば…ムグ」

「春花、何を言う!この俺がいたからこそ…ギェ」

二人は、”自分の技術のおかげだ!”と言わんばかりに発言を邪魔しあっています。

それを見て、苦笑いする園長とかっぱ。

「ま、まぁ…お二人のすばらしさは、誰もが知っている事です。」

「そ、そうそう。早くDHAMPIR君とDarkMelx君に、二人の技術で感動を与えてあげてよ。」

園長とかっぱの言葉に、二人は邪魔をやめてピタッと動きが止まりました。

「そ、そうだった!早く機龍先生を呼んで下さい!」

それまで笑いを堪えながら、様子を見ていたSct副園長が立ち上がって

「オーホッホッホ!オホホホ…ゴホッ…し、失礼。私が呼んできますわよ!」

と、アクレシア組へ行きました。

しばらくして…

「園長!ついに解決したんですね!」

職員室のドアが”バン”と開き、勢いよく機龍先生が入って来ました。

「き、機龍先生。嬉しいのは分かるんですが、もうすこし落ち着いて…」

機龍先生の気持ちがよく伝わってくる勢いです。

「うふふ。機龍先生。これでDHAMPIR君とDarkMelx君、大喜びですよ!」

「この錠剤さえ飲めば、水に入ってもショートする事はない!」

と春花先生とKurenaiさんが取り出したのは…

一つの小さなクスリの箱でした。

白い箱には、”要注意!アクレシア組専用!”と書かれています。

「え?これは?ちょっと開けますね。」

機龍先生は、その箱をパカッと開けました。

「な、何ですか…?この色は…」

その中に入っていたのは、鉛色の錠剤。

100錠ほど入っているように見えます。

「ふふふ…それを飲めば、約30分の間水を弾く事が出来るんです!」

「名づけて、”ミズヲハジ~ク!”だ~!」

クスリは凄いのですが、ネーミングは単純なようです…

「な、なんと!やった!これでDHAMPIR君とDarkMelx君もプールへ入れるぞ!」

職員室には、大きな拍手が響き渡りました。


さて次の日、アクレシア組では…

「機龍先生~。僕達、本当にプールに入れるの~?」

「今日、プールの日だよ?」

DHAMPIR君とDarkMelx君は、不安そうな顔をしています。

「はっはっは!二人共、機龍先生にお任せしてくれたんだろ?大丈夫!プールには入れるぞ!」

機龍先生は胸をドンッと叩いて、クスリの箱を机の上に出しました。

「先生、これは?」

「なになに?おクスリ?」

DHAMPIR君とDarkMelx君の反応を見て、機龍先生はニヤニヤしながら

「これは、飲むだけでプールに入る事が出来るすばらしいクスリだ!」

と大声で答えました。

「ええ~!!!!!」

「すご~い!!!!」

DHAMPIR君とDarkMelx君は、驚きを隠せません。

「でも、一つだけ注意が…」

「ねぇねぇ!これでみんなと遊べるよ!」

「うん!もぐりっこや水の掛け合いっこしようね~!」

「このクスリはね…」

機龍先生が注意点を話そうとしても、すでに興奮している二人の耳には届きません。

「こ、こら!ちょっと先生のお話を聞きなさい!」

”バンバン”と机を叩く機龍先生に、DHAMPIR君とDarkMelx君はハッと気付きました。

「ゴ、ゴホン…このクスリはね、30分で効果が無くなってしまうから、それまでにプールから上がらなくちゃいけないんだよ。」

「30分?うん!わかった~!」

「30分って、どれくらいだろう~?」

と色々話しているうちに、プールの時間になりました。コラ組とベラート組の園児達が、遊戯室へ移動して着替えを始めています。

「あ、機龍先生!僕達も準備~!」

DHAMPIR君とDarkMelx君は、慌てて立ち上がって遊戯室へ移動しました。

「おっと!早く行かなくちゃ!二人共、プールに移動したら、先生のところへ来るんだぞ~。」

ワイワイガヤガヤ。

遊戯室は、早くプールへ入りたい園児達の歓声が響いています。

「お手元君、シャストア先生がおぼれないように遊んでくれるって。よかったね!」

「うん!でもかっぱ先生は何をするの?」

「かっぱ先生は、泳ぎを教えるんだって!一番泳ぎが上手みたいだから~!」

でもかっぱの泳ぎは、確かかっぱ泳法だったような…かっぱ独特の泳ぎです^^;

さてさて、着替え終わった園児達は、プールの周りに移動しました。

プールには、園長や副園長、春花先生やKurenaiさんが待っていました。

機龍先生指導による準備運動も終って、いよいよプールへ!

「さて…準備運動も終ったし、泳ぎたい人はかっぱ先生まで、水遊びをしたい人は、シャストア先生までね!」

「は~い!」

園児達は、順番にプールへ入って行きます。

「機龍先生、おクスリは~?」

機龍先生のところへやってきたDHAMPIR君とDarkMelx君は、機龍先生に手を差し出しました。

「うんうん。じゃ、これを飲み込んで。」

”ゴックン”

春花先生とKurenai先生は、固唾を飲み込んで様子を見ています。

”キュピ~ン!”

飲んだ瞬間、DHAMPIR君とDarkMelx君の身体がテカテカに光り始めました。

「や、やった!成功だ!」

「あの膜が、水を弾いてくれるのよ!」

春花先生とKurenaiさんは、手を取り合って喜びましたが、ハッと気付いて手を離しました。

「機龍先生!入ってみるね!」

機龍先生がコクッと頷くと、DHAMPIR君とDarkMelx君は恐る恐る足をプールへ入れました。

「あ、平気だ!先生!平気だよ!」

そのままドボ~ンと飛び込んだ二人は、他の園児に混じって水遊びを始めました。

二人の姿に、涙をにじませる機龍先生。

”ポン”と園長が機龍先生の肩を叩き、春花先生とKurenaiさんも側へとやってきました。

「良かったですね、機龍先生。」

「ええ!ありがとうございます!」

「じゃ、機龍先生。これを。」

春花先生は、機龍先生に一枚の紙を渡しました。

「え?これは?…せ、請求書!?」

「そりゃそうでしょ?材料費や研究費だって掛かってるんだから。」

「保育園で出してくれるんじゃないんですか~?」

機龍先生の涙は、別の涙に変っています。

「え?そんな事言いましたっけ?」

園長は、とぼけた顔をしています。

「そ、そんな~!!!!!」

でも、二人の園児の笑顔を買ったと思えば、安いですよね?機龍先生(笑)

まあ、最終的に誰が払ったのかは内緒です^^b
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   コメント

水を弾く・・・・・

弾いた場合、浮力なんて働くのかなぁ?
浮かないと、泳げないよねぇ?w

まぁ・・・難しいことは考えるなってことだねw

なすかさん>
そういう事です^^b
まあ、水遊びなので、泳がなくてもいいんですw

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