RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバス保育園


「母の日のプレゼント 前編」

もうすぐ母の日。ノバス保育園では、母の日に贈るプレゼント作りで忙しい毎日を過ごしていました。

「ん~と、御目目は黒で、頭は茶色で…」

葬姫ちゃんは、おかあさんであるcoconutsさんの似顔絵を描いているようです。

クレヨンを握って、一生懸命色を塗っています。

その絵は…まあ、まだ小さいので…(笑)

「ね~、葬ちゃん。この絵にこれつけようよ~。」

ひなのちゃんは、折り紙で折ったカーネーションを、葬姫ちゃんに渡します。

クレヨンを画用紙の上に置いて、葬姫ちゃんはそのカーネーションを受け取りました。

「うん!これならママも喜ぶね!」

葬姫ちゃんが喜ぶと、ひなのちゃんはのりを持ってきました。

ペタペタペタ。

葬姫ちゃんが描いたcoconutsさんの絵に、ひなのちゃんがカーネーションを貼り付けました。

大きい顔に小さい身体。その右手に、ちょこんとカーネーションが握られています。

「出来た~!」

二人は同時に声を上げました。

「ん~、どれどれ。」

その声を聞いたシャストア先生は、二人の絵を覗きに行きました。

「あら!これはいいわね!きっとお母さんも大喜びよ!」

そうこうしているうちに、他の園児達も次々に完成の声を上げます。

「みんな上手ね~!さて、まだ出来ていない人は…」

シャストア先生がキョロキョロと見回すと…

「先生~!桃ちゃんがまだで~す!」

迅伐君が、雛森桃ちゃんの画用紙を見て叫びました。

桃ちゃんの画用紙は、顔の輪郭が描かれているものの…

「あら?目も口も鼻も…髪の毛もまだなの?」

シャストア先生は、そこまで言ってハッと気付きました。

「あ…そうだったわね…」

実は桃ちゃんのお母さん、ある事故で亡くなっていたのです。


「なら桃ちゃん、おばあちゃんのお顔は?」

でも桃ちゃんは

「おばあちゃん?ん~、一緒にいないから良くわかんない。」

と一言。

お父さんは、おばあちゃんの手を借りずに、一人で桃ちゃんを育てているようです。

「あらら…それは困ったわね…」

シャストア先生は、”う~ん”と悩みます。

じ~っと桃ちゃんの画用紙を見つめていると…

「あら?そういえばここまで描いているのね…」

そう。桃ちゃんは、顔の輪郭や身体はもう完成しているのです。

必要なのは、顔の中。きっと、桃ちゃんには何か思いがあるのでしょう。

「うん。どんな顔にしようか、考えてるの。」

桃ちゃんは、あっさりと答えました。

「そうか~。もう誰を描くのか決まっているのなら安心ね!」

シャストア先生は、笑顔でホッと胸をなでおろしました。

桃ちゃんは、そんな先生を見て笑顔で頷くのでした。
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