RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~


第九話「命がけの釈明」

ベラートへの出張最終日。

ロングは身支度をして、会社へ姿を現した。

「では、これで私はコラ支社へ戻ります。」

ペコリ、とベラート支社の部長に頭を下げる。

「一週間、ご苦労だったな。今度はゆっくり飲み交わそうじゃないか。」

部長と握手を交わすロング。

そして、去り際にcoconutsへウインクをする。

coconutsは、頬を赤らめながら、ロングを見送る。

会社の玄関を出たところで…

「ロングさん!待ってください!」

ロングを呼び止める声が。

coconutsだ。

”ふふ…可愛いな…追いかけてくるなんて。”

心の中で、一人喜ぶロングであったが…

「忘れ物ですよ!セット高原にこれを届けなくちゃ!」

「あ!そうだった!先週、頼まれたんだった!忘れてたよ…」

またもや心の中で、舌打ちをするロング。

「じゃ、ロングさん。また来てくださいね!」

coconutsは、そのまま会社へと戻って行ってしまった。

「…あ、あれ?…ま、いいか。早くセット高原に行かなくちゃ。」

腑に落ちないものの、ロングはセット高原へと急ぐのであった。

その頃コラでは…

「とりゃ~!!!!!」

20060417193925.jpg


DarkMelが、お仕置きのために鉱山で特訓をしていた。

そこへエルフェがやってくる。

「お姉ちゃん!そろそろ時間だから、セット高原へ行こう!」

「あら?もうそんな時間?分かったわ。急ぎましょう!」

セット高原…そう、実はセット高原の客とは、DarkMel姉妹であったのだ。


「さて…ここが配達場所か。お客さんはどこかな?」

セット高原に到着したロングは、辺りをキョロキョロ見渡す。

しかし、通行人が通り過ぎるばかりで、それらしき人物は見当たらない。

「おかしいな。場所はここで間違っていないはずだけど?」

もう一度伝票を見直していると…

「あなた!覚悟なさい!」

突然、聞き覚えのある声が響き渡る。

「え?ええ!?メルじゃないか!どうしたんだ?」

何がなんだか分からないロング。

その後ろには、エルフェも怒りの表情で立っている。

「エ、エルフェまで…何を怒っているんだ?」

「しらばっくれても無駄よ!焔ちゃんからすべてを聞いたわ!」

”な、なに!焔ちゃんから!?ま、まさかキスした事を話したのか!?”

「ちょ、ちょっと待ってくれ!誤解だ!違うんだ!」

ロングは冷や汗をかきながら、後ずさりし始める。

その三人に、声を掛けてきた人物がいた。

「おや?メルさんにロング君。どうしたんだい?こんなところで。」

20060417194007.jpg


上司のsaegalだ。用事があって、シェスと一緒にベラート支社へ行くところである。

「いえ。ちょっと家庭の事で、主人と話をしているんです。オホホホホ…」

作り笑いで答えるDarkMel。

saegalは”ふーん”という顔をする。

「家庭の事か。ま、何かあったら、この僕にいつでも相談してくれたまえ。」

saegalはDarkMelにウインクをして、その場を去って行った。

「ふっふっふ…これで邪魔な知り合いはいなくなったわ…あなた!覚悟!」

「ちょ、ちょっと待って…ぐはぁ!」

ロングの言葉を待たずに、DarkMelはフォースを放った。

まともに食らったロングは、後ろへ吹き飛ぶ。

「いてててて…メ、メル…エルフェ…話を、話を聞いてくれ…」

腰を抑えながら、ジリジリと迫ってくるDarkMelとエルフェに、何とか話をしようと試みる。

「何を聞けばいいのよ!焔ちゃんの、お腹の子の言い訳でもするの!?」

DarkMelは、目を赤くしながら、再びフォースを放とうと呪文を詠唱する。

”はい?お腹の子?何の事だ?”

確かに、ロングは焔ちゃんとキスまではしたが、それ以上は…

「え!?どういう事だ!?俺はそんな話、知らないぞ!」

これは本当の事であるのだが

「嘘付かないで!お義兄さんが焔ちゃんに迫ってた事も、知っているのよ!?」

エルフェもDarkMelにつられて、涙を流しながら迫ってくる。

「ええ~!?違う!違うぞそれは!迫ってきたのは、焔ちゃんからだ!」

いつになく真剣な表情のロング。

長年の夫婦の勘。DarkMelは、その言葉が本当であると感じた。

「…え?あなたが焔ちゃんに迫られてた?」

DarkMelは詠唱をやめて、杖を降ろした。

その姿を見て、ホッとするロング。

そしてロングは、事情を話した。

「…へぇ~。坂でキスをした…ほぉ~…」

DarkMelは、こめかみをピクピクさせながら、話を聞く。

「そ、それだけなんだよ…信じてくれ!」

家での事は、話していない。その事を話したら、今度こそ殺されるであろう。

「…ねぇお姉ちゃん…焔ちゃんから話を聞かなくちゃいけないわね…」

エルフェは、静かに立ち上がった。

「そうね。あなたの事は取り合えず保留として…焔ちゃんに真実を確認しに行かなくちゃ!」

こうして三人は、焔ちゃんの元へと向かったのであった。

…ロングはDarkMel姉妹の後ろで、腰を丸くしながらついて行くのであった。

”こ、こわいよ~…”
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   コメント

こ、こわいよ~

Longshotさん>
怖いですよ~…w
次回は、いよいよ最終回です^^
でも、第2部がいつか始まるかも…w

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