RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  古物商ペレペレ~消えた皿を追え!~

「古物品を狙う怪盗」

ハイロードからの情報を元に、ペレペレはベラート連邦へとやってきた。

目的は、現在かっぱのお皿を持っていると思われる、toolの家。

ベラートHQの入り口で、古物商免許を提示する。

「ああ。ペレペレさんですか。今日はどんな御用時で?」

顔なじみの警備員・雛森桃が、ペレペレを笑顔で迎え入れてくれた。

「ああ。大した事はないんだがな。ちょっと鑑定を頼まれたんだ。」

「そうですか。相変わらず大変ですね。ではどうぞ。」

桃がガードタワーのスイッチを切ると、ペレペレはHQ内部へと歩みだした。

「さて…住宅区はこっちだったな。」

メモを片手にtoolの家を目指す。

途中、何人かのベラートやコラ、アクレシア達とすれ違ったが、彼らも商売のために来ているのだろう。

「お。あったあった。ここだな。」

平屋建ての、特に目立った特徴もないごく普通の家。

toolは一人暮らしであると思われる。

”トントン”

ペレペレは、緊張しながらドアをノックするが、返事が返ってこない。

「あれ?留守なのかな?」

もう一度ノックしようとした時

「は~い!どなた~?」

家の中から、廊下を歩く足音と、toolの声が響いてきた。

「あ、あの私、古物商のペレペレです。ハイロードさんからお話を伺ってきたのですが。」

一瞬、足音がやむ。が再び歩き出したようだ。

”ガチャ”

toolが玄関のドアを開ける。少し顔色が悪いようだ。

その表情でペレペレは確信した。

「実はハイロードさんから、宇宙のお皿をtoolさんが持っておられると聞きまして。是非譲っていただきたいんです。」

「え、ええ?宇宙のお皿ですか?そんなの持っていませんよ。」

冷や汗を流しながら、toolは知らないふりをする。

「そうですか…残念です。いえね、もし宇宙のお皿が見つかったら、持ち主が謝礼金を出してくれるらしいんですよ。」

”謝礼金”に反応したtoolは、急に表情が変わる。

しかしかっぱは、一言もそんな事は言っていないのだが…?

「え!?謝礼金ですって!?あの貧乏で有名なかっぱがお金を!?」

”…引っかかった…”

ペレペレはすかさずtoolに突っ込みをいれる。

「…おかしいですね。私は正当なお皿の持ち主が、”かっぱさん”である事は一言も言っていませんが?」

そう。toolにはお店でもここでも、今までかっぱの名前は出したことがない。

店での説明時でも”お皿の持ち主”としか言っていないのである。

「そ、それは…そ、そう!宇宙のお皿の事を調べて分かったんですよ!」

咄嗟に言い訳を始めるtool。

「…どうやって調べたんでしょうか?古物商を営んでいる私ですら、所有者を見つけるのに苦労したんですが…」

ペレペレとかっぱが出会ったきっかけでもある宇宙のお皿。

それは、また別のお話である。

「と、とにかく調べて分かったんだ!さあこれで話は終わりだ!帰ってくれ!」

toolはペレペレを突き飛ばすと、ドアを乱暴に閉めて鍵をかけた。

”パンパン”

しりもちをついたペレペレは、ズボンに付いた砂を払って立ち上がる。

「まだお皿はtoolさんが持っているようだな…しかし危険だ…早く取り返さなければ…」

家の前で立ち尽くすペレペレ。しかしいい作戦が思い浮かばない。


「ふ~…危ない危ない…しかしこのお皿をかっぱに返したら、謝礼金がもらえるのか…」

箱に入ったお皿を見るtool。それは紛れもなく、宇宙のお皿である。

「どっちが得なんだろうな…盗品ブローカーとかっぱの謝礼金。」

ハイロードと別れた後、toolは盗品ブローカーに連絡を取り、宇宙のお皿の事を聞いていたのだ。

ブローカーは、高値で買う事を約束してくれたが、かっぱからの謝礼金も気になる。

「ハイロードに相談するか…」

toolが電話を手にすると、後ろから声がした。

「あ~ら。ここにお皿があったのね。」

バッと振り向くtool。全く気配を感じなかったのに、いつの間に家の中に侵入してきたのだ!

「な!なんだ貴様!どうやって侵入してきた!」

電話を手放し、ソードを構えるtool。

「え?そこの窓を開けて入ってきたんですけど?」

その侵入者は、涼しい顔で指を差す。

見ると、窓が一枚なくなっている。

窓枠の下には、ガラスの破片が落ちている。一体どうやって音を消したのだろうか?

「まさか…盗品ブローカーの手の者か!?」

「違うわよ!あんな美術に興味のない連中と一緒にしないで!」

口を膨らませ、急に怒り出す侵入者。

「とにかくこのお皿は、私が最初に手に入れたんだから、返してもらうわよ。」

ひょいっとお皿を取り上げ、バッグに入れる侵入者。

「ふざけるな!それは俺が見つけたんだ!」

侵入者に襲い掛かるtool。しかし侵入者は…

”ガン”

あっさりと盾でソードを受け止める。

「くそ!」

もう一度攻撃をしようと、ソードを振り上げた瞬間

「こわいわね~…ちょっと寝てて。」

いつの間にか、侵入者はtoolの後ろに回りこんでいた。

”ドン”

toolの後頭部を、チョップで叩く侵入者。

目の前に星がきらめいたかと思うと、toolはそのまま気を失ってしまった。

「じゃあね~。」

そして侵入者は、入ってきた窓から外へと出て行ったのである。





toolの家から少し離れた公園で、一人悩んでいるペレペレ。

toolの家の中での出来事など、知る由もない。

通行人を観察していると、一人のコラに目が付いた。

その顔に、ペレペレは見覚えがあった。

「ネ、ネイ!」

ネイファースト。それは元古物商仲間であったが、ある事件をきっかけに美術品を専門とする怪盗となった女である。

「ネイ!待て!」

立ち上がってネイファーストを追いかけるが、あっと言う間に見失う。

「…なぜネイがここに…まさか!宇宙のお皿の事を聞きつけたか!」

嫌な予感が胸で膨らむ。ペレペレは急いでtoolの家に向かったのであった。
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   コメント

どこからどこへ行くのか、宇宙のお皿(´・ェ・`;)
このまま長編になるのか古物商ペレペレ!w
これからも楽しみにしてまっす(*´ェ`*)

と、今回はヘカテ無しか・・・アニムスの知られざる特技に期待してますっ

w(^o^)w オォ-
段々もりあがってっきたきたw
次回たのしみにしてま~すヽ(^▽^@)ノ

ペレペレさん>
はい!さすがに外なので、ヘカテの出番はありませんでしたw
”消えたお皿”もう少し続きそうです^^

さゆりさん>
とうとう登場しました、お皿を盗んだ張本人!これから一体どうなるのかは、私にもわかりません^^;

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4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

頭のお皿は、宇宙から落ちてきた物だと言う噂…



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