RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

  スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  古物商ペレペレ~消えた皿を追え!~

「消えた家宝」

コラHQにある居住地区。かっぱは日勤を終え、自宅へと戻ってきた。

鍵を取り出し、ドアの鍵穴に差し込む。

”カチャ”

ドアと家とをつないでいたフックが外れ、家は主人を招きいれた。

しかし…家の物陰では、招かざる客がかっぱの様子を伺っていた。

居間のソファーに座り込み、かっぱはビールを一口。

「ぷは~!今日も疲れたな~!さて、きゅうり漬けを持ってこよっと!」

かっぱは台所へ向かい、浅漬けにしておいたきゅうりをお皿に載せて持ってきた。

その様子を、窓から覗いている招かざる客。

”っち。まだあの皿を外さないのか!”

どうやらかっぱが持っている、あるお皿を狙っているようだ。

きゅうりを食べ終えたかっぱは、おもむろに立ち上がり風呂場へと向かった。

服を脱いで、さらに頭のお皿を外す。

脱衣籠とは別の入れ物に、そのお皿は置かれた。

そして入浴を楽しむかっぱ。

”よし!今だ!”

招かざる客は、不用心なかっぱの自宅のドアを空け、中へと侵入。

物音を立てないよう、慎重に風呂場へと向かった。

そして風呂場へと入り、お皿を奪った!

”これが宇宙から落ちてきたといわれるお皿か…”

そのお皿を手に取り、しげしげと眺めていると、風呂場から物音が。

”おっと!かっぱが出てくるか。さっさとずらかろう。”

再び足音を立てずに、かっぱの家から出て行く招かざる客。

「は~。いい湯だった。…あれ?お皿がない!?」





鉱山の一角に、他とは一風変わった店があった。

”古物商ペレペレ”

看板にはそう文字が刻まれていた。

「え~と、ハイロードさん。これは一ゴールドにもなりませんね。」

ペレペレは、アクレシアの客に古ぼけたギアを返しながらそう答えた。

「え~!そ、そんな…家宝だからと聞いて、鑑定してもらったのに…」

ハイロードはがっかりしている。

「ハイロードさんの一族の中での家宝なんじゃないんですか?このギアは昔大量に出回ったギアですし…」

最後の言葉を聞いて、ハイロードはさらにがっかりとする。

「そ、そうでしたか…残念です…」

「あ、あまり気を落とさずに…」

肩を落とし、店を出るハイロード。

”カランカラン”

ハイロードが出て行くと同時に、今度はベラートの客が入ってきた。

「いらっしゃいませ。」

ペレペレはちらっとその客を見た後、商品の花瓶を磨き始めた。

客は、何やらお皿をちらちらと見ている。

「おや?お皿をお探しですか?」

「ええ。宇宙から落ちて来たと言うお皿を探しているんですが…」

その客…toolはそう答えた。

”宇宙からのお皿”

その言葉にペレペレは聞き覚えがあった。

「宇宙からのお皿ですか…残念ですが、あのお皿はちゃんと所有者がいるんですよ。私も手に入れようとした事はあるんですがね。」

ペレペレは過去に、かっぱの自宅などへ出向いて、お皿を譲ってくれるように交渉した事があった。

しかしどんなにお金を積もうとも、かっぱは決して首を縦に振る事は無かった。

「は~、そんなお話が…分かりました。」

そしてtoolは店を後にした。

「ふ~ん、やっぱりあのお皿…金になるのか…」

店を出た後、toolは含み笑いをしながら去って行くのであった。

”カランカラン”

次の客は…血相を変えて入ってきた。

その客の顔に、ペレペレは見覚えがある。

そう、かっぱである。

「おや?かっぱじゃないか。どうしたんだ?」

しかしかっぱは怒りの表情を見せながら

「ペレペレ!俺の皿を返せ!」

と叫ぶのであった。


「え?どういう事だ?私は何も知らないぞ?」

突然かっぱに詰め寄られ、たじろぐペレペレ。

「いや!絶対にお前だ!前から俺の皿を狙っていただろう!」

ガトリングを構え、ペレペレに迫るかっぱ。

「ちょ、ちょっと落ち着いてくれ!本当に何も知らないんだ!」

しばらくペレペレの目を見るかっぱ。

やがてその目が真実を語っていると思ったのだろう。

ガトリングを下ろし、その場にへたり込む。

「…お皿…代々伝わってきた、かっぱのお皿が~!」

ガンガンと床を叩きつけ、かっぱは悔しがるのであった。

かっぱが落ち着いた後、話を聞くペレペレ。

店の入り口には、準備中の札が掛けられた。

「…なるほど。全く気配も何も感じなかったのか。そうとうな奴だな。」

ペレペレが差し出したきゅうりを食べながら、かっぱは”うんうん”とうなずく。

「…でも、本当にここに持ち込まれていないんだな?」

かっぱは再度ペレペレに問いかけた。

「ああ。まてよ…そう言えば、宇宙のお皿について聞いてきた客がいたな…」

「へ~。どんな客だったの?」

ペレペレはその客の様子等を話した。

「…変だな…なんでベラートの客が知っているんだ?」

かっぱが所有している、宇宙のお皿の事は、コラ以外の種族には知る由もない話である。

「そう言えばそうだな…よし!その客を探し出して、話を聞いてみよう!」

「ペレペレ、頼んだよ。俺はコラでもう一度探してみるよ…」

力のない表情を見せながら、かっぱは立ち上がって店を出て行った。

「さて、防犯カメラを確認するか。」

ペレペレは防犯カメラのテープを取り出し、早速toolの特徴を調べ始めたのであった。

この時は、これほど大変な目に遭うとは考えていなかったペレペレ。

ここから、古物商ペレペレの激動の日々が始まる。
スポンサーサイト

   コメント

おお(ノ°ο°)ノ
とうとう始まったね~
♪((O(llllll´▽`llllll)O))♪わくわく

さゆりさん>
はい!始まっちゃいました^^;予定では前・中・後で終わらせる予定ですが、もしかしたら伸びちゃうかもしれません^^;
は~、そうなったら4つの話を同時進行;;

ぉ~とうとぅ始まったね(ノ∀`)
(;´Д`)第一話でいきなり、かっぱさんに撃たれて死ぬのかと思ったよ・・・
無事に生きてたことだし、この続きを楽しみにしてます!                                          
ちなみに、かっぱさんに差し出した「きゅうり」は別料金イタダキマス(・∀・)

ペレペレさん>
た、タダでくれたのではなかったのか!?
し、しまった…撃ち殺しておけばよかった…w

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

プロフィール


かっぱくん

Author:かっぱくん
4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

頭のお皿は、宇宙から落ちてきた物だと言う噂…



(C)1999-2005 CCR INC, ALL RIGHTS RESERVED. Published by SEGA


最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



過去ログ



カレンダー


05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


ブロとも申請フォーム


この人とブロともになる


ブログ内検索



RSSフィード



リンク


このブログをリンクに追加する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。