RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  封じられた記憶~闇に消されし過去~

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  お知らせです^^

  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「怪盗再び」

割り箸から伝えられた、衝撃の出来事。

「どういうことだ!?お前がちゃんと保管していたんじゃないのか!?」

ペレペレは慌てて割り箸工房へ向かい、割り箸に事情を聞く。

「ペレペレ…騙されたんだよ…」

作業机に膝を突いて、頭を抱えている割り箸は、ポツリポツリと話始めた。

ペレペレは、机を挟んで、割り箸と向かいあうように座った。

「さっき…Auroraさんが…”ショーケースの大きさとかを決めたいから、プラチナ割り箸を見せて欲しい”と言って入って来たんだ…」

プラチナ割り箸をいかに美しく見せるか。そのためにはショーケースにもこだわりを持つ、美術館らしいお願いであった。

「それで、プラチナ割り箸を俺の目の前で開け、Auroraさんに渡したんだ…」

悔しそうに話を続ける割り箸。

「油断…そう。真面目なAuroraさんだから、油断したんだろうな…俺はちょっとトイレに行くために、席を外した…」

「な、なに!?まさかAuroraさんが盗んだのか!?」

思わず椅子から立ち上がるペレペレ。

あの仕事に燃えているAuroraさんが、そんな事をするなんて…

「まてペレペレ。まだ続きがあるんだ。」

割り箸は、右手を出してペレペレの次の言葉をとめると、再び語り始めた。

「確かに、トイレから戻って来た時に、Auroraさんとプラチナ割り箸の姿はなかった…あれっと思った時、チャイムが鳴った…」

そのチャイムの後に、割り箸は耳を疑う言葉を聞いた。

「割り箸さん、Auroraです!ショーケースの事で打ち合わせが…」

なんとAuroraさんが、チャイムを鳴らしたのだ。

「…なに…?どういう事だ?すでにプラチナ割り箸を調べていたはずじゃ…あ!まさか!」

ペレペレは、自分でここまで話すと、最初のAuroraが別人である事に気付いた。

「…ああ。最初のAuroraさんは偽者だったんだ…まんまとやられたよ…」

そして割り箸は、拳を振り上げて、机を強く叩くのであった。

そこまで聞いたペレペレは、ある人物を思い浮かべていた。

変装が得意で、美術品専門の怪盗…

「っち…新聞に記事が載っていた時点で、注意をしておくべきだった…」

ペレペレがプラチナ割り箸の完成を知ったのは、新聞の記事。

という事は、その怪盗も当然知っているはず。

「割り箸…おそらく最初のAuroraさんは、ネイファーストが変装したものだ…」

  アニムス達の憂鬱~2006夏~

「謎を解きたがる男 最終話」

ブラッドバファーレックスの助けを借りようとしたが、saegalは見事に姿を消してそれをかわした。

「うう~!!!!!しつこい!これは渡せないっていうのに~!」

パイモンは、saegalから逃げながら、最後の手を考えていた。

「ヴァラスさんの所へ行くか…いや、また姿を隠すだろう。それじゃダメだし…」

バファー神殿からハラムの赤い浜へ抜け、影の森へとやって来たパイモン。

「…ん?待てよ…時間は…よし!最後の賭けだ!」

ふと何かを思い出したパイモンは、そのまま影の森を通り抜け、前進基地へと向かった。

「待てパイモン!どこへ逃げようとも無駄だ!諦めてその皮を渡すんだ~!」

パイモンの後を追い、共に前進基地へと向かうsaegal。

だが、パイモンは前進基地へは入らず、その手前で左に曲がり、HQの赤い浜方面へと向かった。

「んん?この先は…ふん。またピットボスにぶつけようとしているのか?ムダムダ!」

だがパイモンは、ただひたすら走り続けている。

「あれ?赤い浜には行かないのか?この先はHQだぞ?パイモンめ。逃げ惑うあまり墓穴を掘ったみたいだな!はっはっは!」

saegalの言うとおり、パイモンは自らHQへ向かって逃げ場を無くそうとしている。

だが、パイモンの目的は違った。

「間に合え、間に合え!もうすぐ来る。あれが…キター!」

パイモンが待っていたもの。それは…

イダーから来た輸送船。今、HQ発着場へ着陸しようとしている。

パイモンは、発着場で立ち止まった。

そして、saegalの方を振り向いた。

「はっはっは!ようやく観念したか!」

saegalは、ニヤニヤしながらパイモンに近づいた。

「くっくっく!saegalさん。策にはまったね!」

だが、追い詰められているはずのパイモンは、勝ち誇ったように笑った。

「え?策にはまった?どこに?」

saegalが不思議そうにあたりを見たが、何もない。

「なんだ。騙そうとしているだけか!さあ、大人しくその皮を…」

saegalが手を伸ばした時

”カツーン…カツーン”

輸送船から一人の乗客が降りてきた。

その乗客の姿を見た瞬間、saegalの動きが止まった。

「あらパイモン。私を出迎えてくれたの?」

「あ、DarkMelさん!おかえりなさい!」

パイモンはDarkMelの側へ寄ると、saegalを指差し

「saegalさん、さっきから私を追いかけてくるんです!」

と、DarkMelに訴えた。

「…saegalさん…。私のパイモンに何か御用ですか…?」

”ゴゴゴゴゴ…”

DarkMelの笑顔の裏に、殺気を感じたsaegalは

「い、いえ!なんでもございません!パ、パイモン君、メルさんと会えてよかったね!それじゃ!」

と言い残して、あっという間に去ってしまった。

「ふ~。助かった…じゃ、DarkMelさん。これで帰ります!」

「ええ。気をつけるのよ。」

安心したパイモンは、自分の家へと帰り…

「ったく。なんで人の一張羅(いっちょうら)を欲しがるんだよ…高いんだからな、これは…」

金色の服?を洗濯して干すのであった…

  封じられた記憶~闇に消されし過去~

  封じられた記憶~闇に消されし過去~

  お知らせ^^

  BD(バトルダンジョン)物語


「アーマードファサーβの悩み 前編」


ホボ人気も沈静化し、再びBD(バトルダンジョン)の世界に以前の賑わいが戻ってきた。

”ドドドドド…”

「ボスはどこだ~!」

今日も挑戦者達の叫びが、BD内に響いている。

「あ、あの~…ここ、ここですけど…あ、行っちゃった…」

だが、ここに寂しそうな声で挑戦者達を見送るボスが一機…

”ピー!時間切れ!”

挑戦者がボスを探している間に、タイムアップとなってしまった。

「みなさん、お疲れ様でした~。またのご利用お待ちしております。」

ゲート案内人が、悔しがる挑戦者達を見送った。

「くそ~。アーマードファサーβめ…どこに隠れていやがったんだ?」

最近、こんな声が聞こえるようになってきた。





「やあ、ファサーβ。最近優秀じゃないか。」

ダーククラッドは、休憩室で休んでいるアーマードファサーβに声を掛けた。

「え、ええ。なぜかみんな私を無視して行っちゃうものですから…」

遠慮がちに答えるアーマードファサーβ。

「そうかそうか!まあ、これからも頑張ってくれたまえ!」

ダーククラッドは大笑いしながら、休憩室を後にした。

「いいよな~。目立たないって。」

「うん。怪我する事もないんだしな。俺もファサーβみたいに無視されたいよ。」

他のボス達は、口々にアーマードファサーβをうらやましがった。

「あ、休憩終わり終わり。」

いつの間にか休憩時間が終わりを告げていた。

ボス達はそれぞれのBDへと戻っていった。

一人取り残されたアーマードファサーβ。

「…目立ちたい…」

自分も挑戦者達と思い切り戦いたい。そう思ったアーマードファサーβ。

「そうだ!他のボス達を観察して、目立つ方法を考えよう!」

意を決して、休憩室から飛び出すアーマードファサーβであった。

  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「もしかして惚れちゃった?」


EURO園長が席を外し、その先生を呼びに行った。

「なんだ。アサシンならかっぱより良いじゃないか。」

かっぱが警備に当たる事が条件だった事を、すっかり忘れているペレペレ。

”カチャ”

そんな事を考えていると、園長室のドアが開いた。

「ペレペレさん。彼女がそのアサシンです。」

ペレペレは目を疑った。

アサシンと言うから、てっきり男だと思っていたのだ。

「え、ええ!?こんな綺麗な人が、アサシン…」

「はじめまして。優貴です。」

優貴先生は、ニコッと微笑んで頭を下げた。

「は、はい!ペレペレです!」

混乱しているペレペレは、妙な返事を返した。

「はっはっは!ペレペレさん。落ち着いてください。」

それを見て笑う園長。

「あ、ああすいません…じゃ、お話の方ですが…」

ペレペレは今までの経緯を話した。

「…箱の中に入るんですか…?姿を消せるのに…」

明らかに不満そうな優貴先生。

「い、いえ!これはあくまで案であって!はい!これは却下します!」

いいのか?ペレペレ…

それ以外は特に何の意見も出ず、結局優貴先生は、かっぱと一日ごとに交代しながら警備に当たる事になった。

「優貴先生への私からのお礼は、これを用意しておきますね。」

ペレペレはかっぱに渡した紙と同じものを、優貴先生に渡した。

「…え!?い、いいんですか!?こんなすごいものを!」

始めて驚きの表情を見せる優貴先生。

「いいんですよ。私の店に並べておいても、埃をかぶるだけですので。」

手をパタパタと振りながら、ペレペレは答えた。

「じゃ、そういう事でよろしくお願いします。今日はこれで失礼しますね。」

「ええ。かっぱ先生にもお伝えしておきます。」

話を終えたペレペレは、ノバス保育園を後にした。

”プルルルル”

突然、ペレペレの電話が鳴り響いた。

「おや?割り箸からか。どうしたんだろう?」

ペレペレが電話に出ると…

「ペレペレ!やられた!プラチナ割り箸が盗まれた!」

  アニムス達の憂鬱~2006夏~

「謎を解きたがる男 その2」

saegalから逃げ続けるパイモンは、ある事を思いついた。

「そ、そうだ!今ならあそこへ逃げ込めばいいんだ!」

咄嗟に向きを変え、その目的地へと向かった。

「む!パイモン、どこへ逃げる!」

夢中で追いかけるsaegalは、パイモンの行く先など気にしていない。

やがてパイモンは、薄暗い洞窟の中へと逃げ込んだ。

「もう少し、もう少し!」

息を切らしながら逃げるパイモン。

「おや?ここは…バファー神殿か。ふふふ…どこへ逃げようとも同じだ!」

ニヤニヤしながら、saegalは洞窟へと足を踏み入れた。

その間に、パイモンは目的地へと辿り着いていた。

目的地には、あるモンスターが待機していた。

「ふぁ~あ…暇だな…おや?あれはパイモン…何をしているんだ?」

息を切らせながら、こちらへ向かってくるパイモン。

そのモンスターは、何事かと尋ねた。

「おい、どうしたんだパイモン?」

しかしパイモンは

「俺の…後ろ!後ろ!」

と何かのギャグの様に、叫びながらあっという間に走り去ってしまった。

「お、おい…?後ろって…。ん?あいつはsaegal。」

パイモンが過ぎ去った後に目に入ったのは、同じく必死に走ってくるsaegal。

「よぉ~、saegalじゃないか。」

そのモンスターは、走るsaegalの邪魔をするように、前へと躍り出た。

「え…、ブラッドバファーレックス…さん…」

「おや?今は一人か。丁度いい。覚悟しろ~!!!!!」

突然ブラッドバファーに襲われるsaegal。

パイモンは、丁度ピットボスが現れる時間になっている事に気付き、バファー神殿へsaegalを誘導したのであった。

ピットボスである彼と、1対1で勝てるわけない…

「ひ、ひぇ~!!!!!!」

あっという間にガード達に囲まれるsaegal。

「それ~!!!!!」

”ドガガガガガ!”





少し離れた場所から、様子を見ていたパイモン。

「ふぅ~。これで一安心。さて、帰るかな。」

と、神殿の中を通って主人の下へと帰ろうとすると…

「甘い!甘いぞパイモン!」

何もない空間から、突然saegalの声が!

「え、ええ~!!!!!」

”ボワン”

突然パイモンの目の前に、saegalが現れた!

「俺が、姿を隠せる事を知らなかったようだな!」

「うぁ~!!!!!」

またまた逃げ出すパイモン。

saegalから逃げ切る事は出来るのであろうか…

  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「みょ~な保育園」

保育園の扉を開くと、さらに園児達の元気な声が大きくなった。

玄関先で遊んでいる園児がいた。

「あ、お客さんだ~!」

笑顔でこちらを振り返り、手を振る園児。

しかし…

「こら、戮妹!変な人だったら危ないから、近づかないの!」

その園児の姉だろうか?バッと手を取って、後ろへと引き下がった。

…そんなに怪しい人に見えるのだろうか…?

ペレペレがショックを受けていると…

「戮姉ちゃん、どうしたの?…あれ?ペレペレじゃないか。」

ひょっこりかっぱが現れた。

「え?かぱ先生のお友達?なら大丈夫か!いらっしゃ~い!」

…子供とはこんなもんである…

「あ、ああどうも…。ところでかっぱ、園長さんはいるかな?」

苦笑いしながら、ペレペレはかっぱに尋ねた。

「EURO園長?うん。園長室にいるから入りなよ。」

とかっぱがスリッパを出そうとしたら

「はい!どうぞ!」

と戮姉妹が片方ずつスリッパを用意してくれた。

「ありがとう、いい子だね。」

ペレペレは二人の頭を撫でながら、保育園へと入った。

かっぱの案内で、園長室へ来たペレペレ。

「じゃ、俺は仕事があるから。園長、よろしくお願いします。」

「はい、わかりました。じゃあ、ペレペレさんでしたっけ?お掛けください。」

園長に薦められて、ペレペレはソファーに座った。

ベラート人である園長は、身体が小柄である。

しかし、園長らしい風格が漂っている。

「実は、お話の事は大体検討がついているんですよ。」

ペレペレが口を開こうとする前に、園長が口を開いた。

「え?検討がついている?」

不思議そうな顔をするペレペレに

「ええ。ノバス美術館の方から話がありましてね。ほら、うちの機龍先生も実は、展示場の建設を手伝いに行っているんですよ。」

それを聞いて、ペレペレは思い出した。

「ああ!あのいじけていた現場監督さん!?…あっ!」

思わず口を塞ごうとするペレペレ。

「あっはっは!なぜか機龍先生は、可哀想な目にあうことが多いんですよ。」

ペレペレの返事を聞いて、園長は大声で笑った。

「そ、そうなんですか…ところで、ノバス美術館から話があったのなら、話は早いです。」

機龍先生…確かにいじめられやすい雰囲気をかもし出しているかもしれない…

そう思いながらペレペレは、本題へと入った。

「ええ。かっぱ先生を1ヶ月ですよね?いいんですが、1ヶ月は少々長いですね。」

園長は、1ヶ月という期間に引っかかりを持っている。

ペレペレはそこをどうやって説得しようかと悩んだ。

「オ~ホッホッホ!園長、いい方法がありますわよ!」

突然入ってきたのは、Sct副園長。

「お?副園長。どんな方法だね?」

あ、あれ?話が筒抜けになってたのかな…?

しかし園長は全く気にしていない。

「ええ。姿を消せて監視が出来る人…もう一人いますので、その方と毎日交代なら大丈夫でしょう!」

「もう一人…?ああ!あの先生ですね!」

園長と副園長で話が盛り上がってしまい、混乱しているペレペレ。

「ああ、すいません。実はですね、先生の中に、アサシンがいるんですよ。その方と交互に美術館へ行くというのであれば、1ヶ月でもいいですよ。」

「え?そうなんですか?それはありがたいです!是非、ご紹介お願いします!」

  アニムス達の憂鬱~2006夏~

「謎を解きたがる男 その1」

”ミ~ンミンミン…”

コラ中立地区の一つ、ハラムフォーレスト。

「あつ~…こう暑くちゃ、戦う気にもなれないや…」

パイモンは、剣をウチワに持ち替えて一生懸命仰いでいた。

「あ、よく考えたら、一皮脱げばいいんだった。」

パイモンは周囲に注意を払い、誰もいない事を確認してから、物陰へと消えていった。

だが…そんなパイモンをジッと観察している人物がいた。

彼…saegalは、ある噂を確認するためにパイモンをつけていたのだ。

”いよいよか!?絶対、絶対手に入れてやる!”

姿を消しながら、saegalはパイモンが消えていった物陰へと近づいた。

”ゴソゴソ…”

物陰から、何かがこすれる音がする。

”や、やっぱりあの噂は本当だったのか!?”

高鳴る鼓動を抑えながら、saegalは顔をそっと出した。

「んしょ、んしょ・・・」

パイモンが…パイモンが脱皮している!

saegalは確かに見た!アニムスであるパイモンが、脱皮している瞬間を!

”うお~!!!!!あの皮…あの皮を手に入れたら、みんなきっと信じるはず!”

姿を消している今、パイモンに気づかれる事はない。

saegalはこっそり近づいて、パイモンが脱ぎ捨てた皮を拾おうとした。

「…え?」

「…おろ?」

…だが運の悪い事に、丁度効果時間が過ぎたようだ。

「saegalさん!!!!!」

「その皮をよこせ!これがあれば、みんな信じてくれるんだ!」

パイモンとsaegalは、皮を引っ張り合いっこしている。

浮かんでいる分、パイモンは踏ん張りが利かない。

徐々にsaegalに引き寄せられる皮。

「あ!あそこにメルさんが!」

突然、パイモンが叫んだ!

「ええ~!!!!!」

ビクッとしながら後ろを振り向くsaegal。

その瞬間、手が離れてしまった。

「あ、しまった!」

皮を握ったまま、パイモンは逃げてしまった。

「ま、待て~!」

こうして、パイモンとsaegalの壮絶なる鬼ごっこが始まったのである…

  封じられた記憶~闇に消されし過去~

  封じられた記憶~闇に消されし過去~

  BD(バトルダンジョン)物語


「いつまでも友達」

”俺達はいつまでも友達だよな!”

”…”

”お、おい!どうしたんだよ!?”

”…すまない…決まっちまったんだ…”

”決まった…?ま、まさか!”

”ああ…クィアネカン様からの依頼があってな…だから、今日でここを離れる…”

”そ、そんな!待ってくれ、行かないでくれ~!”

と、ここで”ガバッ”と布団を跳ね除け目が覚めた。

寝汗でパジャマがビシャビシャになっている。

「なんだ…またあの夢か…」

シャワーを浴びて目をしっかりと覚まさせ、彼はいつもの場所へと行った。

”ザワザワ…”

彼の目の前には、たくさんの冒険者が待機している。

しかし誰一人として、彼の方を振り向く者はいない。

そう…冒険者達の目的は、彼の斜め向かいにあるゲートにある。

「はい、次の方。このキーでいいんですか?あ、そこ危ないですよ、押さないで!」

忙しそうに受付をしているのは、ゲート案内人。

ゲート案内人と彼は、かつて同じ呼び名を持っていた。

”その他商人”という名を…

ゲート案内人は、BD(バトルダンジョン)キーやDH(ダークホール)キーを持ち込んできた冒険者を、そのゲートにつなげる役割を担っている。

その他君は、そんな彼をうらやましそうに、そして心配そうに見ていた。

「あいつ…24時間殆ど休んじゃいないんじゃないか…?」

時々案内人は、その他君の方を振り向くが、すぐに冒険者達の方へと視線を戻す。

「そうだよな。あいつは役割を与えられて、俺は未だに浮いているだけ…もう声すらも掛けてもらえないよな…」

その他君は、すっかりいじけてしまっていた。

だが、そんなその他君の前に、時々集まる冒険者達がいた。

「その他君!もうすぐレベルが上がるんだよ!応援してくれ!」

「あ、その他く~ん!今日はね、こんなのを拾ったんだよ!」

すっかり顔なじみになったその冒険者達は、BDへ入る前に色々と雑談をしながら時間を潰しているようだ。

また、時々相談も受ける。

「その他君…UG(アップグレード)失敗しちゃった…」

「え~ん!デスペナルティきちゃった~!」

そんな時、その他君は決まってこう答えた。

「諦めるな。必ず報われる時が来る!」

その言葉は、まるで自分に言い聞かせているようであった。

そんな様子を、案内人は悲しそうな目で見るのである。

「そんなに俺が惨めに見えるか…かつての友よ…」

その他君は、そう思いながら毎日を過ごしていた。

ある日の事。

たまたまゲート前が無人となり、案内人も座って身体を休めていた。

久しぶりの二人きり。

その他君は案内人に、何か声を掛けようと思ったものの、煙たがれるのを怖がって黙っていた。

案内人は突然立ち上がり、キョロキョロとあたりを見回した。

「おや?ご飯でも食べに行くのかな?」

その他君は、案内人の様子をジッと見ていた。

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  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「いざ鉱山へ!」

昼食を食べ終わった4人は、一旦それぞれの仕事に戻ることにした。

Auroraとシャトは、美術館へ戻って打ち合わせ。

割り箸は、本日販売分の黄金の割り箸を売りに。

ペレペレは…取り合えずノバス保育園へ足を運ぶ事に。

「宣伝については、美術館の方でしますね。ペレペレさん、かっぱさんへの連絡をお願いします。」

Auroraとシャトは、ヘカテがお土産に作ってくれたカニ味噌チャーハンをタッパに入れて、割り箸工房を後にした。

「じゃ、俺も行って来るかな。」

割り箸は、パイモンに黄金の割り箸が入った箱を持たせ、同じく工房を後にした。

そしてペレペレ。

「さて、園長さんに話を通してくるか。」

ノバス保育園はペレペレのお店と同様、鉱山にある。

コラHQで手土産を一つ買った後、ペレペレは鉱山へと向かった。

鉱山では、大規模な草刈が行われていた。

「あ~。もう夏だからな…スペルレジュさんやレジュワーディアンさんがたくさんいるよ…」

”ザワザワザワ…”

「暑い暑い!みなさん、もう少ししたら一度休憩ですよ~!」

リーダー格のスペルレジュワーディアンが、タオルで汗を拭きながら、みんなに声を掛けていた。

その声を聞いて、他のワーディアン達は

「班長!休憩のおやつは、もちろん”しゃるどね~ぜ”のアイスですよね!?」

「それが楽しみで、草刈をやっているようなもんだ!」

「もちろんそうですよ!つめた~いアイスを頼んでおきました!」

”オオ~!”

と歓声が起き、ワーディアン達の動きも活発になる。

”タッタッタッタ”

刈った雑草を運ぶスペルレジュや、腰を曲げて草を刈るレジュワーディアン。

「みなさん、ご苦労様です。」

ペレペレは、その横をペコリと頭を下げながら通る。

「あ、ペレペレさん。また何かいいのが入ったら、教えてくださいね~。」

「は~い!いい鉱石が見つかったら、お伝えしますよ~。」

と返事をしながら、ペレペレはノバス保育園へと向かった。

しばらくして、ノバス保育園へ到着したペレペレ。

玄関の前に立ち、深呼吸をする。

保育園の中から、園児達の声が響いてくる。

「相変わらずにぎやかな場所だな。さて、EURO園長はいるかな?」

扉を開いて、ペレペレはノバス保育園へ足を踏み入れた。

  封じられた記憶~闇に消されし過去~

  お知らせ^^

8月まで梅雨が続くと言われていましたが、一昨日梅雨明け宣言がされて一安心。これで、本格的な夏が到来ですね^^b

さて、予告です^^

実は今週の土曜日、私用の為「ノバス保育園」がUP出来ないかもしれません。で、さらに…12日は夏休み特別編として、「アニムス達の憂鬱 夏だパイモン!」(仮題)をUPする予定となっていますので、もしかしたら「ノバス保育園」は19日までお休みとなるかもしれません。

本編と「古物商ペレペレ」に関しましては、通常通りの予定です。

さて…ここで一つ問題を…

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Author:かっぱくん
4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

頭のお皿は、宇宙から落ちてきた物だと言う噂…



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