RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  古物商ペレペレ~chopsticks of legend~

「すばやい対応」

割り箸工房に、新たに派遣されたノバス美術館のAurora。

シャトよりは安心できそうな雰囲気を漂わせているが、シャトの同僚である。油断は出来ない。

「え~!話はもううまくいったも同然なのに~。Auroraが来なくても大丈夫だったんだよ。」

シャトは不満そうに、口を尖らせた。

「何言ってるのよ。今そこで寝てたのに、どうやって話をするつもりだったの?」:

シャトをビシッと指差すAurora。

「まあまあ。はじめまして。私は古物商を営んでいる、ペレペレです。」

通行人がチラチラと様子を見ているのに気付いたペレペレは、二人の間に入ってAuroraに自己紹介をした。

「ペレペレさん?確か鉱山に店を出している方ですよね?私はノバス美術館のAuroraです。」

ペレペレに気付いたAuroraは、一枚の名刺を取り出すとペレペレに渡した。

どうやらAuroraは、ごく普通にしっかりしているようだ。

「あ!早く割り箸さんに話をしなくちゃ!割り箸さ~ん!」

ようやく立ち上がったシャトは、割り箸工房の戸を叩き始めた。

しかし…

「…ここにいるよ…」

いつの間にか3人の後ろに立っていた割り箸。

「え?いつの間にそこにいたんだ?」

さすがのペレペレも驚きを隠せない。

「そりゃ~…人の家の前で、あれだけ騒いでいたら嫌でも気付くよ…」

右手をおでこにあて、軽く頭を振る割り箸。

「そ、それはすまなかったな…」

ペレペレは苦笑しながら謝った。

「割り箸さん!先程の話ですけど、協力者が現れたんです!」

しかし、興奮しているシャトは、いきなり割り箸につかみかかった。

「っとっと。わかってるわかってる。かっぱだろ?さっき連絡があったよ。」

割り箸は”ヤレヤレ”といった表情で、シャトに返事をした。

「え!?じゃあ、いいんですか!?プラチナ割り箸を展示させてもらえるんですか!?」

コクッと頷く割り箸。シャトは飛び跳ねて大喜びする。

「まあ仕方ない…ただし、万が一の事があったら…とんでもない賠償額が発生するからな~…」

”キュルキュルキュル…”

そんな会話に割り込むように、キャタピラの音が…

「は~い!こっちこっち!工房にぶつからないように、気をつけてね~!」

ペレペレ達が音のする方向を見ると、Auroraがいつの間にかヘルメットをかぶって、ショベルカーを誘導している。

「はぁ!?な、なんでショベルカーが…?げ!ローラーカーまで…」

さすがのペレペレも、大声を出して驚くしかなかった。

「さすがAuroraさん!もう工事の手配をしていたんですね!」

しかしシャトは、目を輝かせて感心している。

「あったりまえよ!時間は待ってくれないんだから!さ、危ないからどいたどいた!」

”ちょっと待ってくれ…気が早すぎだよ…”

やっぱりシャトの同僚である。Auroraの場合は、しっかりしすぎているようだ…

しかし…もしダメだった時はどうするつもりだったんだろう?

ペレペレと割り箸は、そう思いながらお互いの顔を見て苦笑いするのであった。
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