RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

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  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~


最終回「陰謀、破れる」

ロング夫妻とエルフェは、焔ちゃんの家の前に来ていた。

「まずは、私とエルフェで行くから、あなたはここで待ってて。」

「あ、ああ。わかった…(ガクガクブルブル)」

ロングは、言われるままに、家の影に身を隠す。

それを確認した後、エルフェがドアを叩いた。

”トントン”

「は~い?どなた?」

中から焔ちゃんの声が聞こえた。

「私です。エルフェです。今日は、お姉ちゃんも一緒です。」

感情を抑えた声で話すエルフェ。

心の中は、ものすごい炎に包まれているはずだ。

その姿に、ロングはまたもや恐怖を覚えた。

「え!?わかりました!どうぞ、お入りください!」

予定外の訪問に、焔ちゃんは少々驚いたものの、チャンスとばかりに二人を招き入れる。

それを聞いて、DarkMelとエルフェは、焔ちゃんの家へと入っていった。

”バタン”

一人暮らしである焔ちゃんは、2LDKのマンションで生活している。

どの部屋もきちんと整理され、DarkMelとエルフェは、思わず感心してしまう。

”本当にこの人が、うちの人を騙しているのかしら…”

そう思わずにいられない、DarkMelであった。

「こちらへどうぞ。」

二部屋あるうちの一つは、客間にしているようだ。

部屋の真ん中には、長テーブルが置かれていた。

焔ちゃんは、座布団を二枚敷き、DarkMelとエルフェはその座布団の上に座った。

「今お茶を持ってきますね。」

焔ちゃんは、そのまま台所へ行こうとするが…

「ああ。お構いなく。先に聞きたい事があるので…」

DarkMelが制止した。

「え?先に聞きたいことですか?」

そう言われて、焔ちゃんは二人の向かい側に座った。

「このたびは、うちの人がご迷惑をおかけしたようで…すいませんでした。」

DarkMelは、最初に頭を下げた。しかし、これはこの先の作戦のためである。

「いいえ。とんでもありません。ただ、私はこの子のために何とかしたくて…」

焔ちゃんは、お腹をさすりながらDarkMelとエルフェの顔を見つめた。

「そうですね…ところで、お医者さんでは何ヶ月といわれたんですか?」

今度はエルフェが、口を開いた。

「3ヶ月目に入るそうです。ああ…パパがいないなんて、不幸な子です…」

焔ちゃんは、目を潤ませた。

「…分かりました。ちょっと電話をしますね。」

DarkMelは携帯電話を取り出し、電話を掛けた。

「あ、先生ですか?ええ。この間はどうもありがとうございました。」

電話の先は、Drメフィスト。

コラの医者は、彼一人しかいない。

数分、雑談が続く。

”なんでわざわざ、私の目の前で医者に電話なんかを…”

焔ちゃんは、少々イライラしながらその姿を見る。

「ええ。ところで先生。実は私のお友達が、おめでたらしいんですけど、教えてくれないんですよ。え?ここ数ヶ月そんな患者はいない?」

(実際、そういう事を話すお医者さんはいないです^^;)

サッと顔を青くする焔ちゃん。

”しまった!それを確認するためか!”

「はい。では失礼します。お忙しいところ、すいませんでした。」

”プチ”

電話を切った後、DarkMelとエルフェは、焔ちゃんを睨んだ。

「…と言うことですが、一体どういうことでしょう?」

目を泳がせる焔ちゃん。

「え?わ、私は別のお医者さんで診てもらったので…」

確かに、ベラートにもアクレシアにも医者はいるが…

「…もうわかっているんですよ。うちの人とあなたの間に、そのような行為はなかったと。」

「お義兄さん、入ってください。」

DarkMelが電話をかけている間、エルフェはロングに連絡を取り、玄関に入っている様指示を出していた。

「…焔ちゃん…なんでそんな嘘を…」

残念そうな表情をしながら、ロングが部屋に入ってきた。

「しゅ、主任…」

”しまった…このままでは…あ!そうだ!”

焔ちゃんは突然立ち上がり、部屋を飛び出した。

「焔ちゃん!」

ロングは追いかけようとしたが、焔ちゃんは自室へ入って、鍵を掛けた。

”どこ!?あの写真はどこにしまったっけ!?”

ガサゴソと部屋をあさる焔ちゃん。

一体、あの写真とは…?

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