RF探検隊

このブログは、かっぱの不思議な小説です。実際のRFでは、こんな話はありません^^; また、登場人物の方々についても、実際の性格を反映している訳ではない事をお伝えしておきます。

  スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

  ノバスの昼下がり~愛多き男の苦悩~

第五話「狙われた新婚」

ロングの家に、重い空気が漂う。いや、そう感じているのは、ロングだけであろう。

無言でお茶を飲みながら、ロングは焔ちゃんの様子を伺う。

二人きりで会っている。しかも、ロングの家で。

いつDarkMelが戻ってくるともわからないのに、焔ちゃんは涼しい顔でロングを見つめていた。

「主任?どうしました?」

一人であせりを感じているロングに、屈託のない笑顔で問いかける焔ちゃん。

「え?あ、ああ。いつメルが戻ってくるかな、と思って…」

これが自宅ではなく、ホテルであればロングもここまではあせらなかったであろう。

”ふふ…それは私の望む所…早く戻ってこないかしら…さて、次の時間稼ぎを…”

しかし焔ちゃんは、ここで一気にロング家の崩壊を導こうとしているのである。

「あ、そうだ!主任にお渡ししたい物があるんです。」

ロングの言葉を全く無視して、焔ちゃんはある物を差し出した。

20060320192725.jpg


焔ちゃんの目の前に、赤いリボンが結ばれている、ピンク色の箱が置かれた。

「これは…?」

ロングが不思議そうにその箱を見る。

「主任。開けてみてください。」

その箱を、笑顔でスッとロングの方へ寄せる。

箱を受け取り、黙って開けるロング。

「こ、これは!?」

その箱の中に入っていたのは…

以前よりロングが捜し求めていた本…「これであなたは、最高のパイモン使い!」であった。

「な…なんでこの本を!これは出版後すぐに発禁処分を食らった幻の本…ネットオークションでも、数十万はするぞ!」

ロングは、目を大きく見開き、口をパクパクさせている。

「主任が探しているのは知っていましたので…つてを頼って、手に入れました。」

焔ちゃんは、さも苦労したように話すが…

実は先日、潰れた古本屋から無料で譲ってもらっただけである。

「…どうお礼をしたらいいのか…」

ロングは、本を握り締めて焔ちゃんを見つめる。

「お礼なんて…ただ、私は主任の温もりがほしいだけ…」

そう言って焔ちゃんは、立ち上がった。

その焔ちゃんに、ロングは一歩、また一歩近づいて…

「いつメルが帰ってくるかわからないから、今はこれで我慢してくれ…」

20060320192753.jpg


”…っち。仕方ないわね。今日はこれで諦めましょう。”

ここまでしても煮え切らないロングに、苛立ちを感じる焔ちゃん。

「じゃあ今日はこれで。主任、また会社で会いましょう。」

精一杯の笑顔を作って、ロングの家を出た。

続きを読む »

スポンサーサイト

 | HOME | 

プロフィール


かっぱくん

Author:かっぱくん
4サーバー CALLISTOにて生息中の妖怪

頭のお皿は、宇宙から落ちてきた物だと言う噂…



(C)1999-2005 CCR INC, ALL RIGHTS RESERVED. Published by SEGA


最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



過去ログ



カレンダー


02 | 2006/03 | 04
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -


ブロとも申請フォーム


この人とブロともになる


ブログ内検索



RSSフィード



リンク


このブログをリンクに追加する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。